レッグウォーマーは、初心者の方でも比較的取り組みやすい編み物です。大切なのは、編み物の基礎をしっかり押さえることです。
この記事では、初心者の方でも失敗せずに編めるよう、レッグウォーマーの基本的な編み方から、失敗しないためのコツまで丁寧に解説します。「オリジナルの可愛いレッグウォーマーを作ってみたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
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レッグウォーマーは初心者でも挑戦できる?
レッグウォーマーは、編み物の初心者の方でも十分に挑戦できる作品で、練習作品としても最適です。編み物の基礎となる「表編み」と「裏編み」さえマスターできれば編むことができます。
なお、最初は輪針を使用すると、筒状に編めて縫い合わせの必要がないため、仕上がりがきれいになりやすいでしょう。編み物に慣れてきたら、徐々に模様を入れたり、細い毛糸に挑戦したりと、ステップアップしていくことをおすすめします。
レッグウォーマーの基本的な編み方の手順
レッグウォーマーの編み方を以下4つの工程にわけて、順を追って説明します。
- 作り目を編む
- 本体を編む
- ゴム編みを入れる
- 編み終わり
作り目を編む
レッグウォーマーの土台となる作り目は、鎖編みです。まずは30目程度の鎖編みを作りましょう。
きつすぎず、緩すぎない程度の力加減で編むことがポイントです。作り目が足首周りのサイズになるため、実際に巻いて確認しながら目数を調整するのがおすすめです。
鎖編みが完成したら、立ち上がりの鎖編みを1目入れます。作り目がきつすぎると着用時に窮屈になり、緩すぎるとずり落ちの原因となるので、適度な張りを意識して編んでください。
本体を編む
本体部分は細編みで編んでいきます。作り目の鎖編みに沿って、1段目は表側から細編みを入れてください。
1段編み終わったら、編地を裏返して2段目に進みます。2段目以降も同様に、立ち上がりの鎖編みを1目入れてから細編みを繰り返します。
前段の細編みの山の部分に針を通すように意識すると、きれいな編み目が作れます。実際に足首に巻いて長さを確認しながら、必要な段数まで編み進めていきましょう。
ゴム編みを入れる
レッグウォーマーがずり落ちないように、上下の端にゴム編みを入れる工程です。
ゴム編みでは、表編みと裏編みを交互に編むことで伸縮性のある編み地を作ります。まず、立ち上がりの鎖編みを入れてから、1目おきに表編みと裏編みを繰り返しましょう。
3〜5段程度入れると、程良い締め付け感が得られます。編む時は特に力を入れすぎないように注意し、自然な伸縮性を保つことが大切です。
上下とも同じ段数のゴム編みを入れることで、バランスの良い仕上がりになりますよ。
編み終わり
最後の仕上げとして、両端を筒状につなぎ合わせます。
糸を10cm程度残して切り、とじ針に通しましょう。編み目と編み目を丁寧に合わせながら、縫い目が目立たないようにとじていきます。
とじ終わったら、残った糸をしっかりと結び、端を裏側に隠すように処理します。この時、糸がほつれないように2〜3回結び目を作るのがポイントです。
両足分を同じように仕上げれば、オリジナルのレッグウォーマーの完成です。着用前に軽く洗い、形を整えてから使用すると、より良い仕上がりになります。
レッグウォーマーの編み方で3つの失敗しないコツ
レッグウォーマーを初めて編む方は、以下の3つのポイントを意識することで、失敗を防ぐことができます。
- サイズ調整を間違えない
- 無理に引っ張って編まない
- 模様は慣れないうちは入れない
サイズ調整を間違えない
レッグウォーマーのサイズ調整は、完成後の着用感を大きく左右するポイントです。
まず、編み始める前に必ずゲージを取ることをおすすめします。10cm四方の編み地を作って、何目何段になるかを確認しましょう。
実際の編み方では、ふくらはぎの一番太い部分の周囲を測り、その寸法に対して約85%程度の目数で編み始めるのが理想的です。編み地には伸縮性があるため、ピッタリのサイズだとずり落ちやすくなってしまうためです。
また、長さについても、くるぶしから膝下までの長さを測り、さらに上下のゴム編みの長さを考慮して全体の長さを決めましょう。一般的な大人用では35〜40cm程度が標準的ですが、好みの長さに調整できます。
無理に引っ張って編まない
レッグウォーマーを編む際、きれいな仕上がりを求めるあまり、編み地を強く引っ張りながら編んでしまう方が多くいます。しかし、強く引っ張りながら編むと完成後に編み地が縮んでしまい、想定していたサイズよりも小さくなってしまいます。
また、編み目が詰まりすぎて、伸縮性が失われ、着用時の快適さが損なわれる原因にも。編む際は、糸のテンションを一定に保ちながら、自然な力加減で編んでいくことが大切です。
特に、ゴム編みの部分は伸縮性が重要なので、力を入れすぎないように注意しましょう。編み地の張りを確認しながら、程良い力加減を見つけることが上手に編むコツです。
模様は慣れないうちは入れない
初めてレッグウォーマーを編む場合、凝った模様を入れたくなる気持ちはわかりますが、まずは基本的な編み方をマスターすることをおすすめします。模様編みを入れることで、編み目の数え間違いや、模様のずれが起きやすいためです。
特に、ケーブル編みやレース編みなどの複雑な模様は、編み目のカウントや編み方の切り替えに細かいので要注意です。この模様を入れることで、編み目が不揃いになったり、サイズが歪んでしまったりするリスクが高くなります。
まずは、メリヤス編みやゴム編みなど、基本的な編み方で1〜2点作ってみましょう。基本的な編み方に慣れてから、徐々に簡単な模様から挑戦していくことで、きれいな仕上がりのレッグウォーマーを作ることができます。
レッグウォーマーのおすすめ編み図
初心者の方におすすめの編み図として、Fusの「なわ編みのレッグウォーマー」がおすすめです。シンプルながら温かみのある雰囲気が特徴的な編み図です。
レッグウォーマーは、足首から膝下までをカバーする長さで、履き心地の良い仕上がりになるよう設計されています。ゴム編みをしっかり入れることで、ずり落ちる心配もありません。
編み図には作り目の数や段数、模様の編み方などが詳しく記載されているので、編み物の経験が浅い方でも安心して取り組むことができます。このなわ編みのレッグウォーマーの編み図は、以下のリンクからご購入いただけます。
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まとめ
レッグウォーマーは、編み物の初心者でも十分に挑戦できる作品です。基本的な道具として、編み針(棒針、かぎ針、輪針)と、初心者向けのアクリル毛糸があれば始められます。
成功のポイントは、以下の3つに集中することです。
- サイズ設計を慎重に行うこと
- 編み方の基本をしっかり押さえること
- 段階的なステップアップを心がけること
これから編み始める方は、まず1足目は模様なしのシンプルなデザインから挑戦することをおすすめします。基本的な編み方に慣れてきたら、好みの模様や色使いを取り入れて、オリジナリティのある作品作りを楽しむことができます。
手作りのレッグウォーマーは、暖かさはもちろん、世界に1つだけの特別な防寒具として、寒い季節の心強い味方となるはずです。この冬は、自分だけの手作りレッグウォーマーで、おしゃれと暖かさを両立させてみませんか。
よくある質問
レッグウォーマーの上と下はどっちですか?
レッグウォーマーの上下は、基本的にゴム編みの部分が上になります。ゴム編みの伸縮性を活かして、ふくらはぎの太い部分でもずり落ちないようにするためです。一般的な編み方では、上部のゴム編みは2〜3cm程度の幅で編みます。
レッグウォーマーを寝る時につけるとどのような効果があるの?
レッグウォーマーで足元を温めると、血行が促進され、冷えによる不眠の改善に役立ちます。また、就寝中の足のむくみ予防にも効果的です。
ただし、締め付けが強すぎると逆効果になる可能性があるため、ゆったりとしたサイズのものを選ぶことが重要です。また、毎日洗濯して清潔に保つことも忘れずに行いましょう。
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2/15〜2/24 【フェア開催中!】
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