- 「ミトンの編み方がわからない」
- 「少しでもうまく編みたい」
というお悩みはありませんか?
初めてミトンを編む時には、どのステッチを使えばいいのか、どのような糸が最適か、細かいテクニックに悩むことも多いですよね。
また、編み方の基本を理解していないと、できあがったミトンが思ったとおりに仕上がらなかったり、時間と労力が無駄になってしまうことも。
そこで、この記事では、ミトンの基本的な編み方と上手に仕上げるためのポイントを解説します。
「手作りの温かみや独特の風合いを楽しみながら誰かにプレゼントしたい」という方は、ぜひ最後までご一読ください。
読みたいところからどうぞ!
初心者でもミトンは編める?
結論から言うと、初心者でもミトンは編めます。
ただし、少しだけハードルが高いかもしれません。
ミトンは輪編みや増減目など、基本的な編み方をいくつか組み合わせる必要があります。
この技術を習得するためには、少し練習が必要です。
ミトンを編む際のポイントは、まず「ゲージ」をしっかりと取ることです。
初心者の方は、ゲージを無視しやすいですが、これを怠るとせっかくのミトンが小さすぎたり、大きすぎたりすることになります。
また、親指部分の編み方も少し複雑です。
親指の部分は別に編んでから本体に取り付ける方法や、編み進めながら親指の部分を作る方法などがあります。
どちらの方法も一度試してみると良いでしょう。
ミトンの前に試したい編み物
もし、ミトンを編むのが少し難しいと感じる場合、まずは以下の編み物を試してみると良いでしょう。
- マフラー
- コースター
- 帽子
それぞれがミトンを編む際に必要な基本技術を習得するのに役立つからです。
マフラーで基本の編み方を学び、コースターで編み目の練習をし、帽子で輪編みの技術を習得することで、ミトンを編む際のハードルがぐっと下がります。
ミトンの基本的な編み方/作り方
ここでは、棒針とかぎ針を使ったミトンの編み方を紹介します。
【材料】
- 毛糸(ウールやアクリルなど)
- 棒針またはかぎ針
- はさみ
- とじ針
- メジャー
【棒針での編み方】
- ゲージを取る
- 作り目をする
- リブ編みをする
- 手首部分をリブ編み(表目と裏目を交互に編む)で編む
- 本体を編む
- リブ編みの後、表編みで本体を手のひら部分まで編む
- 親指の部分を編む
- 親指の部分を編むために、目を増やす
- 親指部分を別糸で編み、後で本体に戻る
- 手の甲部分を編む
- 親指部分を編んだ後、手の甲部分を編む
- 手の甲まで編み終えたら、目を減らす
- 仕上げ
- 編み終わったら、糸をとじ針で処理する
【かぎ針での編み方】
- 鎖編みで作り目をする
- 細編みでリブ編みをする
- 本体を編む
- リブ編みの後、長編みで本体を編み進める
- 親指の部分を編む
- 親指の部分を編むために、目を増やす
- 親指部分を別糸で編み、後で本体に戻る
- 手の甲部分を編む
- 親指部分を編んだ後、手の甲部分を編む
- 手の甲まで編み終えたら、目を減らす
- 仕上げ
- 編み終わったら、糸をとじ針で処理する
【ポイント】
ミトンを編む際のポイントは、ゲージをしっかり取ることです。
また、リブ編みや細編みを使うことで、フィット感が良くなり、手にしっかりとフィットします。
親指部分の増し目や減らし目も重要で、これにより手の形にぴったりと合ったミトンが完成します。
ミトンのおしゃれなデザイン/作品
ミトンの基本的な編み方をマスターしたら、次はアレンジや別パターンに挑戦してみましょう。
手作りの温かみや独特の風合いをさらに引き立てるデザインを紹介します。
- フェアアイルミトン
- ケーブル編みミトン
- フリル付きミトン
- 指なしミトン
- アップリケ付きミトン
フェアアイルミトン
フェアアイルミトンは、色とりどりの糸を使って編む伝統的なデザインです。
複数の色を使うことで、ミトンに立体感と深みが生まれます。
色の組み合わせを自由に楽しむことができ、プレゼントとしても非常に喜ばれます。
ケーブル編みミトン
ケーブル編みのミトンは、立体的な模様が特徴です。
ケーブル編みは、編み目を交差させることで模様を作り出します。
ケーブル編みは少し練習が必要ですが、その分完成したときの達成感はひとしおです。
フリル付きミトン
フリル付きミトンは、手首部分にフリルを加えたデザインです。
フリルを加えることで、女性らしい可愛らしさがプラスされます。
かぎ針を使って編むことが多いですが、棒針でも工夫次第で編むことができます。
プレゼントとしても非常に人気が高いデザインです。
指なしミトン
指なしミトンは、指先が自由に動かせるため、スマートフォンの操作や細かい作業に便利です。
指なしミトンは、通常のミトンよりも簡単に編むことができ、初心者にもおすすめです。
また、指先が冷えるのが苦手な方には、指なしミトンの上にさらに手袋を重ねることもできます。
アップリケ付きミトン
アップリケ付きミトンは、編み上がったミトンにアップリケを縫い付けるデザインです。
アップリケを加えることで、ミトンに個性と遊び心が生まれます。
デザインは自由自在で、動物や花、ハートなど、様々なモチーフを楽しむことができます。
特に子供向けのプレゼントとして喜ばれること間違いなしです。
もし、編み方やグッズの用意に困ったというときは、手編みのお店[hus:]フースもぜひ覗いてみてくださいね。
ミトンを編む際におすすめの毛糸は?
ミトンの編み方をマスターしたら、次はアレンジや別パターンに挑戦してみましょう。
ここでは、ミトンを編む際におすすめの毛糸をいくつか紹介します。
- メリノウール
- アルパカ
- カシミヤ
- コットンブレンド
- カラフルなグラデーション糸
メリノウール
メリノウールは、その柔らかさと保温性で知られています。
特に冬の寒い日には、手をしっかりと温めてくれるので、ミトンに最適です。
さらに、メリノウールは肌触りが非常に良いため、敏感肌の方にもおすすめです。
編みやすさも抜群で、初めての方でも扱いやすいのが特徴です。
アルパカ
アルパカの毛糸は、軽量でありながら非常に暖かいのが特徴です。
保温性が高く、寒い季節にぴったりです。
また、アルパカの毛糸は耐久性があり、長持ちするため、プレゼントにも最適です。
独特の光沢があり、見た目にも高級感があります。
カシミヤ
カシミヤは、その柔らかさと軽さで知られる高級素材です。
非常に暖かく、手にフィットする感じがとても気持ち良いです。
カシミヤは他の毛糸に比べて少し高価ですが、その価値は十分にあります。
特別な人へのプレゼントには、カシミヤのミトンがぴったりです。
コットンブレンド
コットンブレンドの毛糸は、ウールやカシミヤに比べて通気性が良く、オールシーズン使えるのが魅力です。
特に春や秋の季節にぴったりで、軽やかな仕上がりになります。
コットンブレンドは洗濯もしやすく、日常使いに最適です。
カラフルなグラデーション糸
カラフルなグラデーション糸を使うと、ミトンに個性的なデザインを加えることができます。
編むだけで自然に色が変わるので、複雑な模様を編む手間が省けます。
見た目が華やかで、特に子供用のミトンやプレゼントにぴったりです。
自分だけのオリジナルデザインを楽しむことができます。
この毛糸を使って、ぜひミトンのアレンジや別パターンに挑戦してください。
まとめ:あなたも素敵なミトンを手作りしよう
ミトンを編む際には「ゲージ」をしっかりと取り、基本的な編み方(リブ編みや輪編み、増減目など)を組み合わせて編み進めることが大切です。
また、マフラーやコースター、帽子などを練習しながら基本技術を習得することで、ミトンの編み方がより一層簡単に感じられるでしょう。
季節や用途に合わせた毛糸の選び方も考慮し、自分だけのオリジナルミトンを作り上げてみてくださいね。
もしよければ、手編みのお店[hus:]フースもぜひご覧ください!
ミトンの編み方に関するFAQ
ミトンは何か月から使えますか?
赤ちゃん用のミトンは、新生児期から使えます。
生後すぐから半年ぐらいまでが一般的です。
赤ちゃんの指先を保護し、顔をひっかくのを防ぐために使用されます。
親指だけ別にした手袋は何といいますか?
親指だけを別にした手袋は「ミトン手袋」とも呼ばれます。
親指をわけて動かしやすくし、残りの指は1つの部分に収められます。
ミトン手袋は別名何といいますか?
ミトン手袋の別名は、その形状から「オーブンミトン」や「ミトングローブ」などと呼ばれます。
手を火傷や寒さから守るために使用されます。