- 編み物が初めてで、どのように編めばいいかわからない
- ブランケットを編みたいが、初心者には難しそう
とお悩みではありませんか?
実は、ブランケットの編み方は必要な目数と段数をただ真っすぐ編むだけ。
そのため、初心者でも挑戦しやすいです。
また、編み方によって、細かい模様や凹凸のある質感など、様々なデザインのブランケットを作ることができます。
そこで今回は、初心者でも簡単に作れるブランケットの編み方と、おすすめのデザインを解説します。
ぜひ、この記事を参考にブランケットに挑戦してみてください!
読みたいところからどうぞ!
ブランケットは初心者がチャレンジしやすい
先に触れたように、ブランケットは、編み物初心者にとって最適な作品の1つです。
なぜなら、基本的な編み方を繰り返すだけで完成するからです。
ブランケットを編むために必要なのは、決められた目数と段数を真っすぐ編んでいくことだけ。
複雑な模様や編み方を覚えなくても大丈夫です。
例えば、かぎ針編みでブランケットを作る場合。
基本は、鎖編みで必要な目数を作った後、細編みや長編みを一定の段数繰り返すだけです。
目数を数えながら真っすぐ編んでいけば、美しい編み目のブランケットが完成します。
棒針編みの場合は?
一方、棒針編みの場合は、表編みと裏編みを交互に繰り返すガーター編みが基本です。
ガーター編みは、表裏なく同じ編み方を繰り返すため、無心で編み進められます。
また、目が詰まって厚みのあるブランケットに仕上がるのも魅力の1つ。
毛糸の色を変えたり、縁取りを加えたりするだけで、オリジナリティのあるブランケットに仕上げることもできますよ。
関連記事:ガーター編みの特徴とは?基本の編み方・きれいに編むコツを解説
ブランケットを編むのに必要な道具
ブランケットを編むのに必要な道具は、以下の3つです。
- かぎ針・棒針
- ステッチマーカー(目数リング・段数リン)
- とじ針
かぎ針・棒針
ブランケットを編むときに使う針は、主にかぎ針と棒針の2種類があります。
かぎ針は、先端が曲がっており、複雑なデザインや模様を編み込むのに適しています。
一方、棒針は先端が直線的で、シンプルなブランケット向けです。
棒針編みは、編み方が単純で覚えやすいため、初心者にもおすすめです。
編み物を始めたばかりの方は、まずは棒針でシンプルなブランケットを編んでみるのがいいかもしれません。
ステッチマーカー(目数リング・段数リン)
ブランケットを編むときに、ステッチマーカーは欠かせないアイテムです。
特に、モチーフ編みをつなげてブランケットを作る場合は、必須と言えるでしょう。
モチーフ編みは、小さな模様を1つひとつ編んでいき、それらを縫い合わせてブランケットを完成させます。
その際、ステッチマーカーを使って、編み始めの位置や段数を記録しておくと、編み間違いを防げるからです。
また、目数リングは、一段ごとの編み目の数を数えるのに便利。
そして、段数リンは編み始めの位置を示すマーカーで、模様を繰り返し編むときに役立ちます。
道具をそろえるだけでも気分は上がりますし、編むのも楽しくなりますよ。
とじ針
モチーフ編みでブランケットを作る場合は、とじ針を使ってモチーフ同士をつなげていきます。
モチーフとモチーフの間に隙間ができにくく、美しく仕上げることができるでしょう。
また、ブランケットの端を処理するときにも、とじ針が活躍します。
とじ針は、手芸店などで簡単に手に入るアイテムです。
ブランケット作りに挑戦する際は、ぜひ用意しておきましょう。
ブランケットの編み方
ブランケットの編み方は、以下のとおりです。
【編み方】
- かぎ針編みの場合
-
- 必要な大きさの鎖編みを作り、細編みや長編みを使って編んでいく
- 模様編みやグラニー編み、リブ編みなどを組み合わせると、変化のある表情豊かなブランケットになる
- 最後の段まで編み終わったら、糸を切り、とじ針で糸端を編み目に通して止める
- 棒針編みの場合
-
- 必要な目数を決めて、表編みと裏編みを交互に編んでいく
- ガーター編み(表編みのみ)やストッキネット編み(表裏交互)などの基本的な編み方を組み合わせると、シンプルながら温かみのあるブランケットができる
- 最後の段まで編み終わったら、糸を切り、とじ針で糸端を編み目に通して止める
【ポイント】
- 編み始めのゆるみやずれを防ぐため、最初の数段は少し固めに編むと良い
- 途中で糸が足りなくならないよう、毛糸の分量は多めに用意しておく
- 模様編みを取り入れる際は、編み図を参考にするとわかりやすい
- 編み終わったブランケットは、優しく手洗いし、平らに干すときれいに仕上がる
編み方によって表情が変わるので、自分好みの編み方を見つけて、オリジナルのブランケットを作ってみてはいかがでしょうか。
編み物は、編んでいる最中も完成した後も、心を温かくしてくれる素敵な趣味です。
初心者でも簡単なブランケットのデザインアイディア
初心者でも簡単なブランケットのデザインアイディアには、以下の3つが挙げられます。
- ワッフルブランケット
- グラニースクエアブランケット
- モチーフブランケット
ワッフルブランケット
ワッフルブランケットは、凹凸のある編み目が特徴的なデザインです。
かぎ針で鎖編みと細編みを組み合わせることで、ワッフル状の凹凸を表現できます。
編み目の凹凸により、ブランケットに適度な伸縮性が生まれ、体にフィットしやすくなります。
また、凹凸によって生地に空気の層ができるため、軽くて暖かいブランケットに仕上がるのもポイントです。
毛糸の色を変えれば、ワッフル模様がより一層引き立ち、表情豊かなブランケットを作ることができるでしょう。
グラニースクエアブランケット
グラニースクエアブランケットは、正方形のモチーフを編んでつなげていくデザインです。
使う毛糸の色を変えたり、モチーフの形を工夫したりすることで、自分だけのオリジナルブランケットが完成します。
例えば、明るい色と落ち着いた色を組み合わせれば、カラフルでポップな印象に。
パステルカラーで統一すれば、優しく柔らかな雰囲気になります。
また、モチーフの形を変えることで、伝統的な正方形だけでなく、六角形や八角形のユニークなデザインも楽しめます。
自分らしさを表現できるのが、グラニースクエアブランケットの魅力です。
モチーフブランケット
モチーフブランケットは、テーマとなるモチーフをたくさん編んでつなげるデザインです。
花や動物、果物など、自分の好きなモチーフを選んで編むことができます。
また、モチーフの大きさを変えることで、ブランケットの印象もガラリと変わります。
大きめのモチーフを編めば、存在感のあるブランケットに。
小さめのモチーフをたくさんつなげれば、繊細で上品な印象になるでしょう。
つなぎ方を変えることで、モチーフの配置にも変化をつけられます。
自分らしいアレンジを加えながら、世界に1つだけのブランケットを作ってみてください。
まとめ
基本的な編み方を繰り返すだけで、美しい編み目のブランケットを完成させることができます。
かぎ針を使えば、細編みや長編み、模様編みなどで表情豊かなブランケットに仕上がります。
一方、棒針を使えば、表編みと裏編みの組み合わせで、目の詰まった温かみのあるブランケットを作ることができるでしょう。
ワッフル模様やグラニースクエア、モチーフ編みなど…。
初心者でも簡単に楽しめるデザインアイディアを参考に、自分だけのオリジナルブランケットを編んでみてください。
ブランケットの編み方に関するFAQ
手編みでブランケットを編むのに使える針は?
ブランケットを手編みで作る際、輪針を使うと便利です。
輪針は、先端が繋がった円形の針で、長い編み地を扱う際に重宝します。
輪針なら編み地を針にかけたまま編み進められるので、編み地も外れる心配がありません。
ログキャビンブランケットとは?
ログキャビンブランケットは、残った毛糸を活用できるおしゃれな編み方の1つです。
中心から外側に向かって正方形を編み重ねていくことで、まるでログハウスを作るように仕上げていきます。
編み方自体は比較的シンプルなので、編み物初心者でもチャレンジしやすいのではないでしょうか。
チャンキーニット(チャンキーヤーン)を使ってブランケットは編める?
チャンキーニットやチャンキーヤーンでも、ブランケットを編むことができます。
極太の毛糸を使うことで、編み目がはっきりと出て存在感のある仕上がりになります。
また、太い毛糸のおかげで編み進めるスピードも速く、短時間でブランケットを完成させられるのも魅力です。
花柄や長方形のモチーフ編みはブランケット作りに使える?
花柄や長方形のモチーフ編みも、ブランケット作りに活用できます。
1つひとつのモチーフを編んでから、それらをつなぎ合わせることでブランケットを完成させる方法です。
花柄のモチーフをつなげれば、春らしい華やかなブランケットに。
長方形のモチーフなら、シンプルでモダンな雰囲気に仕上がります。