- 手編みのベストを作りたいけど、どの編み方がいいかわからない
- 棒針とかぎ針、どちらを使えばいいの?
など、デザインに迷っている人も多いはず。
そこで今回は、ベストの編み方の特徴や、デザインのポイントを詳しく解説します。
初心者でも簡単に作れる基本の編み方から、おしゃれなデザインまで、ベストの編み方のコツもしっかりお届けします。
これを読めば、あなたもきっと理想のベストが作れるはず。
ぜひ参考にして、ベストにチャレンジしましょう!
読みたいところからどうぞ!
手編みベストは棒針とかぎ針どちらを使えばいい?
手編みベストを作りたい!と考えたとき、棒針とかぎ針どちらを使えばいいのか気になりますよね。
以下に分けて、それぞれの特徴をお伝えします。
- かっちりキレイ目なベストを編むなら棒針
- デザイン性のある編み目にチャレンジするならかぎ針
かっちりキレイ目なベストを編むなら棒針
冬のシンプルなベストを手編みで作るなら、棒針がおすすめです。
棒針編みは表と裏の編み目が同じになるので、表面がすっきりとしたデザインに仕上がります。
また、棒針編みは編み地が厚手でしっかりとし、保温性にも優れています。
冬の防寒着として活躍するベストを作るには最適な編み方と言えるでしょう。
毛糸選びのポイントは、ウールやアルパカなどの暖かみのある素材を選ぶこと。
毛足が短めでコシのある毛糸を使えば、編み地がきれいに仕上がります。
デザイン性のある編み目にチャレンジするならかぎ針
一方、おしゃれなデザインのベストを作りたいなら、かぎ針編みがおすすめです。
かぎ針編みは、細かい模様編みや透かし編みなど、多彩な表現が可能。
夏にぴったりの涼しげなベストを作るのに適しています。
ボーダー柄やアラン模様など、様々なデザインを編み出すことができます。
特に長編みを使った透かし編みは通気性が良く、夏のベストにぴったり。
レース編みのような繊細な模様も表現できるので、女性らしいデザインが好きな方におすすめですよ。
ベストやジレの編み方
ここでは、ベストやジレを編むのに役立つ編み方を紹介します。
【材料・道具】
- 毛糸(ウール、コットン、アルパカなど)
- 棒針またはかぎ針(毛糸の太さに合ったもの)
- とじ針
- はさみ
【編み方】
- リブ編み
- 表目と裏目を交互に編むことで、伸縮性のある編み地ができます。
- ベストの裾や袖口に使うと、すっきりとしたシルエットに仕上がります。
- 棒針で2目のゴム編み(表目1目、裏目1目の繰り返し)や、かぎ針で細編みを使います。
- メリヤス編み・平編み
- 棒針で表目だけを編む基本的な編み方です。
- 編み地がフラットで、表裏の区別がつきにくいのが特徴。
- シンプルなデザインのベストを編むのに適しています。
- ガーター編み
- 棒針で表目と裏目を交互に一段ずつ編む編み方です。
- 表裏が同じ模様になり、端が丸まりにくいのが特徴。
- 初心者でも編みやすく、ざっくりとした質感のベストが作れます。
- ゴム編み
- 表目と裏目を交互に編むことで、縦方向に伸縮性のある編み地ができます。
- リブ編みと組み合わせて、ベストの裾や袖口に使うとすっきりとしたシルエットになります。
- 棒針で1×1ゴム編み(表目1目、裏目1目の繰り返し)や、かぎ針で細編みと中長編みの組み合わせを使います。
【ポイント】
- 透かし編みを取り入れると、涼しげで軽やかな印象のベストに仕上がりに。
- かぎ針編みで長編みを使った透かし模様もおすすめ
ウールやアルパカなど暖かみのある毛糸なら、冬向けのベストに。
コットンやリネンのサマーヤーンを使えば、夏でも快適に着られるベストを作れます。
編み図は必ず目を通し、ゲージ(10cm四方の編み目の数)を確認しましょう。
きれいに仕上げるには、毛糸の太さに合った針を使うことが大切です。
関連記事:編み物のゲージとは?とり方・測り方と季節別のおすすめを紹介!
まとめ
手編みのベストは、初心者でも挑戦しやすいアイテムです。
棒針を使えばすっきりとしたシルエットに、かぎ針を使えば透かし編みなどデザイン性のある仕上がりになります。
編み方の基本をマスターすれば、自分好みのベストが作れるでしょう。
リブ編みやメリヤス編み、ガーター編みなどの編み方を組み合わせて、オリジナルのデザインに挑戦してください。
きっと、お気に入りの一枚が完成するはずです。
ベストの編み方に関するFAQ
初心者でも透かし編みでベストを作れる?
初心者でも、長編みさえマスターすれば簡単に透かし編みができるので、問題なく作れます。
この透かし編みの特徴は、伸縮性があること。
ベストの身頃や袖部分に透かし編みを取り入れれば、体の動きに合わせて編み地が伸び縮みするため、フィット感のある着心地が得られます。
また、透かし編みは編み地が薄手になるので、重ね着をしても着ぶくれしにくいのもポイントです。
シンプルなベストの編み方とは?
シンプルなベストを編むなら、前開きのデザインがおすすめです。
前開きのベストは、身頃と前立てを別々に編んで、最後に合わせるだけ。
編み方も基本的な編み方だけでできるので、初心者でも簡単に挑戦できます。
子ども・幼児・ベビー向けのベストのデザインは?
子ども向けのベストを編むなら、横開きのデザインがおすすめです。
ボタンを付けずに、紐で結ぶタイプにすれば、着脱も簡単です。
赤ちゃん向けのベストなら、肩から袖にかけてスナップボタンを付けるのも良いですね。
メンズにおすすめのベストのデザインは?
メンズ向けのベストを編むなら、前立てがついたデザインがおすすめです。
前立てを付けることで、ジャケットのような本格的な雰囲気になります。
ビジネスシーンでも活躍するベストが完成するでしょう。
ぬいぐるみや人形のベストにおすすめのデザインは?
ぬいぐるみや人形のベストを編むなら、シンプルなデザインがおすすめです。
小さなサイズのベストは、細かい模様編みが難しいもの。
基本的なメリヤス編みやリブ編みを使えば、初心者でも簡単に作れます。