【10分ルール】編み物は難しい?挫折せずに無理なく続けるポイント

素敵なセーターやマフラーを見て「私にはとても無理」と思い込んでいませんか?

編み物が難しく感じる理由は、「完成品」にばかり目を向けてしまうこと。複雑な編み図を見ただけで諦めてしまったり、基本の編み方で躓いてしまったり、せっかくはじめても、思うように進まずに挫折してしまう方も少なくありません

本記事では、編み物を「難しい」と感じている方に向けて、具体的な3つの対処法と、無理なく続けられる10分ルールをお伝えします。「編み物をはじめてみたいけれど躊躇している」「以前挫折してしまった」という方は、ぜひ最後までご一読ください。

手編みのお店 [hus:]
2/15〜2/24 【フェア開催中!】

hus(フース)では、2/24(月)23:59までの期間中、豪華ノベルティや嬉しい特典、ワクワクな企画が盛りだくさん。

新作アイテムも目白押しなこの機会に、ぜひショップをチェックしてみてくださいね。

100種類以上の編み物キットも販売中!

編み物が難しいと感じる3つの理由

編み物をはじめようとするとき、初心者の方がつまずきやすい主な理由として、以下の3つが挙げられます。

  1. 複雑な編み目のパターンに圧倒される
  2. 道具の使い方や基本動作に戸惑う
  3. 完成までの時間がかかりすぎる

複雑な編み目のパターンに圧倒される

編み物の難しさを感じるもっとも大きな理由の1つが、複雑な編み目のパターンです。セーターの編み図をはじめて見た時の経験を思い出してください。

  • 表編み
  • 裏編み
  • 増し目
  • 減らし目

など、さまざまな記号が並んでいて、まるで暗号解読のような気分になったのではないでしょうか。編み図を見ただけで「私には無理かも」と感じてしまい、はじめる前から諦めてしまう方も少なくありません

道具の使い方や基本動作に戸惑う

編み物の基本動作は、慣れるまでは意外と難しいものです。特に、両手で編み針を操作しながら、同時に毛糸をコントロールするのは想像以上にハードだからです

左手で毛糸の張り加減を調整しながら、右手で編み針を動かして目を拾う動作。手元を見ながら作業するため首が凝ったり、力が入りすぎて手も疲れたりと、体の使い方にも戸惑うことが多いのです。

完成までの時間がかかりすぎる

編み物が難しく感じる3つ目の理由は、作品の完成までに予想以上の時間がかかることです。初心者が基本的なマフラーを編む場合でも、一目ずつ丁寧に編んでいくため、完成までに数週間かかることも珍しくありません

この「思ったより進まない」という状態になると、だれもがやる気を失います。現代の忙しい生活の中で、まとまった時間を確保することの難しさも拍車をかけているでしょう。

編み物が難しいと感じたら試したい3つの対処法

ここでは、編み物が難しいと感じた方に向けて、3つの対処法を紹介します。

  1. 基本の編み方を繰り返し練習する
  2. 同じパターンで異なる作品を作る
  3. 編み図の読み方を少しずつ覚える

基本の編み方を繰り返し練習する

基本の編み方を繰り返し練習することは、編み物の上達でもっとも守りたい基本です。なぜなら、手の動きが自然になり、編み目の均一性が保てるようになるからです。

まずは、10cm四方の練習用のゲージを編むことからはじめましょう。表編みと裏編みを交互に練習し、編み目の大きさがそろうまで繰り返し、力加減を覚えてください!

基礎練習を続けることで、手の動きがスムーズになり、編み目の形も整ってきます。さらに、編む速度も自然に上がっていくため、より複雑なパターンに挑戦する際の土台となります。

同じパターンで異なる作品を作る

同じパターンで異なる作品を作ることは、技術の定着におすすめしたい方法です。既に理解しているパターンを使うことで、新しい形や大きさへの応用に集中できるからです

基本的な表編みと裏編みのパターンを使って、まずはコースターを作り、次にポットホルダー、そしてマフラーへ。同じ編み方でも、作品のサイズや形が変わることで、新しい気づきや課題も見えてきます。

実践することで、パターンの理解が深まり、サイズ感や形の調整力が身についていきます。また、完成品の種類が増えることで、達成感も得られやすくなるでしょう。

編み図の読み方を少しずつ覚える

編み図の読み方を少しずつ覚えることも、これから楽しむためにぜひ試してほしいことです。編み図が読めるようになると、さまざまな作品に挑戦できるようになるためです。

まずは基本的な記号からはじめましょう。

  • 表編み
  • 裏編み
  • 増し目
  • 減らし目

など、よく使う記号を5つ程度選んで覚えます。そして、それらの記号だけで構成される簡単な編み図から練習をはじめましょう。記号と実際の編み目の関係が理解できるようになり、より複雑な模様にも自信を持って取り組めますよ

挫折せずに無理なく続ける10分ルールがおすすめ

編み物が難しいと感じる理由は「完成させなければ」というプレッシャーにあります。そこで提案したいのが、毎日10分だけ編み物に向き合う「10分ルール」です!

例えば、夕食後のリラックスタイムに10分だけ編み物に触れる習慣をつけてみましょう

最初は目がそろわなかったり、編み目が緩くなったりするかもしれません。でも、それはだれもが通る道。10分という短い時間なら、「明日また挑戦しよう」という気持ちが自然に湧いてきます。

なぜ10分ルールをおすすめするのか、以下でもう少し理由を説明しますね。

隙間時間でも達成しやすいから

通勤電車での待ち時間や、お昼休みのちょっとした空き時間。普段ならSNSをチェックしているような隙間時間を、編み物の時間に変えてみませんか?10分という時間は、長すぎず短すぎない、ちょうどいい練習時間です。

例えば、スマホの使用時間を記録してみると、驚くほど多くの「10分」が見つかるはずです。もちろん、最初は5分でも、1分でも構いません。大切なのは、毎日少しでも編み物に触れる機会を作ることです

完成までの工程で達成感を味わえるから

編み物の魅力は、一目ずつ編んでいく過程にこそあります。10分という限られた時間だからこそ、「今日は3段進んだ」「昨日よりも編み目がそろってきた」といった小さな進歩に目が向くようになります

マフラーを編んでいるとき、「まだ完成していない」と考えるのではなく、「昨日より10センチ長くなった」と捉えてみましょう。このような小さな達成感の積み重ねが、編み物を続ける原動力であり、編み物の楽しみです。

工程を楽しめるから

10分ルールの素晴らしい点は、完成を急がず、編み物という作業そのものを楽しむ余裕が生まれることです

お気に入りの音楽を聴きながら、あるいは家族との会話を楽しみながら編み物をする。そのような時間を作ることで、編み物は「達成すべき課題」から「リラックスできる趣味」へと変わっていきます。

毎日10分の時間は、あなたにとって大切なリフレッシュの時間となるでしょう。

初心者でも難しいと感じにくい小物からはじめよう

編み物が難しそうと感じている方には、まずは小物作りからスタートすることをおすすめします。小物なら編み目の数も少なく、完成までの時間も短いため、達成感を得やすいのが特徴です

初心者の方に特におすすめなのが以下の作品です。

この小物は、基本的な編み方だけで作れるものばかり。1〜2時間程度で完成する作品も多いので、「難しそう」という不安を感じることなく、編み物の楽しさを実感できます。

まとめ

編み物が「難しい」と感じるのは、完成品への期待を膨らませすぎることが原因です。だからこそ、まずは「10分ルール」を実践してみましょう。

毎日10分だけ編み物に向き合うことで、プレッシャーを感じることなく、自然に技術が身についていきます。通勤時間や休憩時間など、隙間時間を活用すれば、無理なく継続しやすいでしょう。

編み物は、完成品の出来栄えだけが目的ではありません。編む過程そのものを楽しみ、小さな進歩を喜べる趣味です。

今日から、あなたも「10分」からはじめてみませんか?きっと、想像以上に楽しい編み物の世界が広がっているはずです。

よくある質問(FAQ)

編み物をはじめるのに何歳からが適していますか?

編み物をはじめるのに年齢制限はありません。編み針や毛糸を安全に扱える年齢であれば、いつからでもスタートできます

小学生からの方もいれば、定年後の趣味としてスタートする方も多くいらっしゃいます。子どもの場合は、太めの編み針と明るい色の毛糸を使うと、編み目が見やすく、安全に練習できます。

編み物の練習は毎日する必要がありますか?

毎日の練習は必須ではありませんが、できるだけ頻繁に触れることをおすすめします。

例えば、テレビを見ながら10分だけ編む、通勤電車の中で少しだけ編むなど、日常生活の中で短時間でも編み物に触れる機会を作ることで、自然に編み方が体に馴染んでいきます。継続は力なりという言葉通り、コツコツと続けることで確実に上達します。

左利きでも編み物はできますか?

はい、左利きの方でも問題なく編み物を楽しむめます。また、編み方の動画も左利き向けのものが増えてきており、学習環境も整ってきています。

むしろ、両手を使う編み物は、左利きの方が器用に扱えることもあるかもしれません。以下のページもぜひ読んでみてくださいね。

左利きはどうする?初心者でも可能な編み物と両利きのススメ

編み物の上達にはどのくらいの期間が必要ですか?

基本的な編み方を覚えるには、通常2〜4か月程度かかります。3〜4作品を完成させる期間ですね。

まずは簡単なコースターやマフラーからはじめて、徐々に難しい作品にチャレンジしていくことをおすすめします。上達のコツは、1つの作品を完成させることに焦点を当てるのではなく、編む過程を楽しみましょう!

手編みのお店 [hus:]
2/15〜2/24 【フェア開催中!】

hus(フース)では、2/24(月)23:59までの期間中、豪華ノベルティや嬉しい特典、ワクワクな企画が盛りだくさん。

新作アイテムも目白押しなこの機会に、ぜひショップをチェックしてみてくださいね。

100種類以上の編み物キットも販売中!