棒編みで何が作れる?初心者が始めやすい順に紹介

棒針編みでは、シンプルなコースターやマフラーから、暖かなセーターや手袋まで、実にさまざまな作品を作ることができます。基本的な編み方さえマスターすれば、季節を問わず使える実用的な小物から、オシャレな普段着まで、幅広い作品作りを楽しむことができるんです。

そこで本記事では、棒針編みで作れる作品を、初心者向けの基本的な作品から上級者向けの本格的な作品まで、難易度別に詳しく解説します。「これから棒針編みを始めてみたい」「ステップアップしながら色々な作品に挑戦したい」という方は、ぜひ最後までご一読ください。

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初心者が最初に編みたい4つの基本作品

棒針編みを始めるなら、まずは基本的な編み方を習得できる小物から始めるのがおすすめです。以下4つの作品は、初心者でも無理なく編めて達成感も得られる基本的な作品です。

  • コースター・エコたわしなどの小物
  • 真っ直ぐ編むだけのマフラー
  • 簡単なスヌードやネックウォーマー
  • 小さめの帽子で円編みに挑戦

コースター・エコたわしなどの小物

初めての棒針編みには、コースターやエコたわしがぴったりです。

10cm四方程度の小さなサイズなので短時間で完成でき、失敗してもやり直しがきくのが特徴です。シンプルな四角形なので形を整えやすく、基本的な編み方である「表編み」と「裏編み」の練習にもなります。

毛糸1玉で複数個作れるため、コスト面でも安心。できあがったものはすぐに実用できるので、達成感も得られやすいでしょう。家族や友人へのプレゼントとしても喜ばれます。

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真っ直ぐ編むだけのマフラー

マフラーは、棒針編みの入門作品として長年親しまれてきた定番の作品です。

幅と長さを真っ直ぐに編んでいくだけなので、複雑な形状を考える必要がありません。同じ編み方の繰り返しで完成するため、編み方をしっかり習得できる利点があります。

また、毛糸の種類や色使いを変えるだけで、さまざまなデザインを楽しむことができます。季節を問わず編み進められるので、じっくりと時間をかけて完成を目指すことができるのも特徴です。自分で編んだマフラーは愛着も湧きやすく、冬のお出かけが楽しみになりますよ。

▶︎ 初心者でも簡単なマフラーの編み方とは?必要な道具・材料について解説

簡単なスヌードやネックウォーマー

スヌードやネックウォーマーは、マフラーよりも短い長さで完成するため、初心者でも挫折せずに編み上げやすい作品です

首周りだけを温める実用的なアイテムで、着脱も簡単なため重宝します。特に輪針を使用すれば、つなぎ目なしの美しい仕上がりになります。

また、太めの毛糸を使えば編み目も大きくなり、見た目の変化も楽しめます。シンプルな編み方でも、毛糸の質感や色使いでさまざまな表情を演出できるのが魅力です。

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小さめの帽子で円編みに挑戦

帽子は、円編みの基本を学ぶのに最適な作品です。

特に小さめサイズなら、編み進めるスピードも速く、形になっていく過程が分かりやすいのが特徴です。また、減らし目や増やし目などの技法も自然と身につけることができます。

赤ちゃんや子ども用の帽子なら、大人用よりもコンパクトに仕上がるため、初挑戦には適しています。季節を問わず使える薄手の帽子から、防寒用の厚手の帽子まで、さまざまなバリエーションを楽しめるでしょう。

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棒針編みの難易度別おすすめ作品6選

棒針編みの作品は、技術レベルによって難易度が大きく異なります。ここからは、初心者から上級者まで、段階的にステップアップできるよう、おすすめの作品を難易度別に紹介します。

  • 初級:ポーチ
  • 初級:ハンドウォーマー
  • 中級:ベスト
  • 中級:レッグウォーマー
  • 上級:セーター
  • 上級:手袋

初級:ポーチ

ポーチは初心者の方に特におすすめの作品です。小さめのサイズで編み終わりまでの時間が短く、基本的な編み方だけで完成できます

毎日使う小物なので完成後の達成感も大きく、編み物を続けるモチベーションアップにもピッタリ。デザインや大きさを変えることで、化粧ポーチやペンケースなど用途も広がります。失敗を恐れずチャレンジできる、最初の一歩として最適な作品です。

▶︎ 【無料編み図】半円ドイリーのポーチ

初級:ハンドウォーマー

ハンドウォーマーは、手首から指先までを暖かく保護する実用的な作品です。筒状に編むため、平面的な編み方の次のステップとして最適です

サイズ調整も比較的容易で、左右対称に編む練習にもなります。また、スマホを使用する際も指先が自由に使えるため、現代のライフスタイルにもマッチするでしょう。

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中級:ベスト

ベストは袖がないため通常のセーターより編む量が少なく、中級者が本格的な衣類作りに挑戦する最初の一歩として適しています

肩や脇のつなぎ合わせなど、新しい技術も必要になりますが、着丈や身幅の調整で自分サイズにカスタマイズできる楽しみもあります。季節を問わず重ね着として活用できる実用性の高さも魅力です。

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中級:レッグウォーマー

レッグウォーマーは、筒状に編む技術を活かしながら、ふくらはぎのシルエットを意識した立体的な編み方が必要な作品です。

ゲージ調整や増し目・減らし目の技術が求められますが、その分完成時の満足度も高くなります。また、デザインによってカジュアルからエレガントまで幅広いスタイリングが可能で、ファッションアイテムとしての応用範囲も広がります。

上級:セーター

セーターは、棒針編みの集大成とも言える本格的な作品です。前身頃・後ろ身頃・袖と大きなパーツを複数編む必要があり、それぞれのパーツを美しくつなぎ合わせる技術も求められます

サイズ調整や模様編みの難しさはありますが、自分だけのオリジナルセーターを作る喜びは格別です。完成後の着用感や保温性の高さは、既製品では得られない満足感を味わえます。

▶︎ セーターの無料編み方8選【簡単に作れる編み図と解説あり】

上級:手袋

手袋は、小さな作品ながら高度な技術を必要とする上級者向けの作品です。指の部分を美しく仕上げるには繊細な編み方と正確なサイズ調整が求められます

左右対称に編むことや、手首から指先までの立体的な形状を作り出すことも技術的なチャレンジとなります。しかし、完成した時の達成感は格別で、世界に1つだけのオリジナル手袋として愛着を持って使用できますよ。

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まとめ:レベルに合わせて楽しもう

棒針編みは、初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせて楽しめる奥深い手芸です。小さなコースターから本格的なセーターまで、作れる作品の幅は実に広く、技術の向上にしたがって挑戦できる作品も増えていきます

初心者なら、コースターやマフラーなどの平面的な小物から始めましょう。基本的な技術が身についたら、セーターや手袋といった上級者向けの作品にも果敢にチャレンジしてみてください。

大切なのは、自らのペースを守りながら、楽しみながら編み進めること。今日から、あなたも棒針編みの素敵な創作の旅を始めてみませんか?きっと、手作りならではの温もりと達成感が、かけがえのない喜びをもたらしてくれるはずです。

よくある質問

かぎ針編みと棒編みはどちらが簡単ですか?

一般的に、初心者にとっては棒針編みの方が取り組みやすいと言われています

その理由は、基本的な編み方が「表編み」と「裏編み」の2種類だけで、組み合わせることでさまざまな模様が作れるためです。一方、かぎ針編みは、細かい手の動きが必要で、編み目の種類も多いため、最初は戸惑うことがあります。

毛糸は何玉必要ですか?

必要な毛糸の量は、作品の種類やサイズ、使用する毛糸の太さによって大きく異なります。一般的な目安として、初心者向けのマフラーなら2〜3玉(1玉30g〜40g)、帽子なら1〜2玉、セーターなら6〜10玉程度が必要です

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