品がよくて繊細なデザインが愛おしいヴィンテージ風プレイスマット

こんにちは、hus編集チームの今野です。

次のお休みにはホームパーティーを予定していて、どんな料理を作ろうかと思案中。イベントがなんであれ、実は計画しているときが一番楽しいんですよね。

ホームパーティーといえばテーブルウェアやインテリアにもこだわりたいところ。今回は、少し前から編んでいたプレイスマットが完成しているので、いつものテーブルもすごく素敵な装いになりそう。

お皿を並べる時間を想像すると、自然とウキウキしちゃいます。

 

愛用の予感がするデザインに一目ぼれ

日本ではランチョンマットとも呼ばれているプレイスマット。色や形、素材もさまざまなものが販売されているので、コスパのよい商品をイベントごとに使い分けるというのも1つの手ですよね。

私もこれまではいろんなマットを見るたびに目移りしていたんですが、ヴィンテージ風プレイスマットが目に飛び込んできた瞬間「あ、これだ!」と一目ぼれしました。

かわいくて温かみがあって、品のよさを感じる繊細な作りは、編みものならでは。

このプレイスマットのデザインは、京都の蚤の市に並んでいた昔のブランケットを参考にしたそう。

洋服にしてもインテリアにしても、年代を越えて残っているものって人を惹きつけるパワーを感じますよね。

そんなヴィンテージもののように、私もこのプレイスマットはずっと愛用していけるんじゃないかなという予感がします。

 

気負わず編み始められる手ごろなサイズ

プレイスマットはひとり分の食事スペースに敷くサイズなので、そう大きくありません。

仕上がりが約34cm×約48cm、このサイズだと思い立ったときに気負わず編み始められるのがいいですね。

編むのはまずベースとなる中央の長方形のところから。ベースの部分はひたすら中長編みを続けていきます。

編む方向によって目の取り方を変えることで、ラインが浮き出るようになっているんですね。

その違いを最初は意識していましたが、だんだん慣れてくるので、もう無心に編んでいきました。

夢中になりすぎて、楽しみにしているドラマをうっかり忘れるところだったけれど、観ているあいだも結局編みかけのプレイスマットが気になってしまい…。CMのたびに手に取っていました。

手に持つ長方形の面積が大きくなるほど、愛おしい気持ちも大きくなっていきます。

 

編むごとにかわいらしさが増してワクワク

長方形のベースができたら、今度は透かしになっているネット編みの部分です。

一見難しそうに見えるんですが、長方形のベースをぐるっと囲むようにくさり編みと引き抜き編みを繰り返していくだけなので、意外と簡単。

くさりの大きさが均一になるようにだけ注意すれば、きれいなネット状になっていきます。次第に完成形も見えてくるので、休憩する時間ももったいないくらい。

ネット編みの周囲に長編みを二段編めば、最後はアクセントになっているスカラップの縁取り。ひとつひとつスカラップを編むごとにかわいらしさも増していきます。

どの段階も編み方自体はシンプルなのに繊細な柄が生まれていくので、私の腕前がぐんと上がったように感じるけれど、気のせいかな。

 

使用したのはやわらかくて扱いやすいコットン毛糸「Annie」

プレイスマットを編むのに使用したのは、Annieというコットン100%の毛糸。

固すぎず緩すぎず、撚りが適度にかかっているから、扱いやすいのがいいところ。肌触りもやわらかくて優しい感じです。

今回編んだようなプレイスマットだけでなく、肌が敏感な赤ちゃんや子どもが身に着けるものにも向いているから、いろいろな服や小物作りに応用できそう。

カラーバリエーションはナチュラルなきなりのほかに、シックなグレーと鮮やかなトマトがあり、第一印象で選んだのはきなり。

でも、最初にきなりを編んだあと、グレーとトマトも編んでみたいという誘惑にかられ、結局三色とも編んでしまいました。

全体を一色で編むのも素敵ですが、縁取りのところだけ色を変えてもおしゃれ!

▲スイーツもよりおいしそうに!トマトにきなりの縁取りをしたプレイスマット

丸みのあるスカラップが強調されて、キュートですよね。子どもの頃にあこがれた襟付きカーディガンを思い出します。

 

インテリアにも使ってアンティーク小物を並べてみたい

毛糸の色で雰囲気も変わるので、ホームパーティー当日はきなりで揃えようかな、それともきなりとグレーを交互に並べようかなと迷っています。

みんなの留守をねらって敷いた感じをお試し中。敷いてみて実感したのが、ごはんやティータイム以外の使い道も広そうだなということ。

ホームパーティーのあとは、リビングのローボードや寝室のサイドテーブルにのせてもいいかも。

邪魔にならないサイズだし、置くだけでなんでもない家具がグレードアップする感じ。陶器や革、ガラス製のアンティーク小物をちょこっとずつ並べてみたいなあ、などとイメージが広がります。

私も今度、蚤の市の予定を調べて、出かけてみようかな。

家族や友達にお披露目する日がとても楽しみです。

 

「ヴィンテージ風プレイスマット」はこちら

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