こんにちは、hus編集チームの今野です。
手編みアイテムの中には季節を選ぶものが多いですよね。特にブランケットは暑すぎたり寒すぎたり。
私の家では、季節問わずベッドの近くに2枚の手編みブランケットを置いています。でも、厚手のものだと、たまに暑すぎたりもするんですよね。
そんなときに便利なのが薄手のブランケット。
使いやすそうなものがあれば編みたいな、といろいろ見て回って、やっぱりコレ!と決めたのが「透かし模様のスクエアブランケット」です。
小さな葉っぱが並ぶかわいいデザイン
このスクエアブランケットでまず心惹かれたのが、さりげないリーフ柄。正方形のラインとラインのあいだに小さな葉っぱがきれいに並んでいるように見えて、とってもかわいいですよね。
透かし模様のスクエアブランケットは、hiro crochetさんとのコラボでできた編み物キット。hiro crochetさんはブランケットのほか小物なども手掛けている作家さんで、お菓子みたいなふんわりしたカラーの作品をたくさん作っています。
カラフルなブランケットも魅力的なんですが、シンプルなカラーのブランケットだと、どんなファッションにも合わせやすいのがいいところ。
このスクエアブランケットは、カジュアルな服装のときにもちょっとフォーマルな服装のときにもおしゃれに使えそうなので、そこも気に入っています。
選んでいるときに、お出かけ先でスクエアブランケットをさっと取り出すシーンを想像しちゃいましたが、手持ちのどんな洋服でも、どんな場所でもしっくりきそうなんですね。
一見難しそうな透かし模様も意外と簡単!
編み始めは中心から。角のところだけ編み方を変えながら、外側に向かって正方形に編んでいきます。
透かし模様になっているリーフやラインのところが一見難しそうに見えるんですが、実際は初心者でも編める感じ。長編みや鎖編みなど、基本の編み方さえ知っておけば、あとは編み図どおりに進めていくだけなので…。
リーフの部分も一度やり方を覚えると意外と簡単。編み進めるにつれて、きれいなリーフ柄が少しずつ増えていくから、嬉しくなっちゃいます。
仕上がりは約68×68cmなので、それなりに時間はかかるかもしれませんが、できあがりを楽しみに編んでいこうと思います。
小さな幸せに浸りながら編んでいく
編んでいるときに意識したのは、編み目がゆるくなったりきつくなったりしないようテンションをなるべく変えないことくらい。
ほとんどは長編みだし、全体が正方形で同じパターン柄なので、角を曲がって編む方向が変わってもまた同じ編み方を繰り返せばいいのが楽ですね。
私も「そんなに続けて疲れないの?」とよく言われるんですが、編んでいるときは夢中になっていて時間を忘れちゃうんですよね。
編み物は同じことの繰り返しのようでいて、編んだ部分はだんだん大きくなるので、膝にのる広がりや手にかかる重みが少しずつ違っていきます。
一段編んでは、つい全体を眺めてしまい…。そのたびに小さな幸せがじんわりと心に溜まっていく気がします。
眺めていないで編み続けた方が早くできあがるよって、わかってはいるものの、小さな幸せに浸る時間も大事にしたいですよね。
ブランケットができあがる頃には、充実感でいっぱいに!
季節を問わず使いやすい毛糸「ANNIE」
スクエアブランケットの編み物キットで使う毛糸は「ANNIE」が3つ。硬すぎず柔らかすぎない使い勝手のいいコットン製の毛糸です。
ANNIEは全部で5色展開で、どれも品の良い仕上がりになるのがいいなと思います。自分用に選んだのはやっぱり色合わせのしやすい、きなり。
シックな印象になるグレーも魅力的で、母に似合いそうだと思い、続けて編んでみました。今度プレゼントする予定なので、反応が楽しみ。
ANNIEは毛羽立ちも少なくてスッキリとした編み目になるから、ブランケットにしても季節に関係なく使えるタイプになりますね。
それと、モコモコしすぎないので、折りたたんでカバンに入れてもかさばらず、持ち運びしやすいんです。
野外のスポーツ観戦やイベントなど、なんとなく肌寒いときにもってこい。春夏でもクーラーの効きすぎたところで活躍しそうなのもグッドポイントです。
いずれはアレンジにもチャレンジしたい
編み物キットはイメージどおりに仕上げやすいのが嬉しいですね。
編み上がる頃には大分慣れているので、次は別の毛糸で作ってみたり、途中で色を変えてみたり、いろんなアレンジにもチャレンジしたくなります。
今回はキットを利用してANNIEで編んでいきましたが、冬用には同じデザインで、ふんわりボリューム感のある毛糸で編んでもすてきなブランケットができそうです。ちょっと光沢のある毛糸やモヘアの混じっている毛糸でもかわいいかも?
透かし模様の出方も違ってくると思うので、ぜひ秋冬頃にでも試してみたいと思います。