編み物の本選びを間違えてしまうと、せっかくの編み物デビューが早々に挫折してしまったり、必要以上に時間とお金をかけることになってしまったりする可能性があります。
大切なのは、自らのレベルと目的に合った編み物本を選ぶこと。初心者の方でも無理なく技術を習得でき、作りたい作品にたどり着けるような本選びが重要です。
そこで本記事では、編み物の本選びで失敗しないためのポイントや、初心者の方におすすめの本を詳しく解説します。「確実に編み物を上達させたい」「予算を無駄にせず、効率的に学びたい」という方は、ぜひ最後までご一読ください。
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編み物の本を選ぶ前に知っておきたい3つのこと
編み物の本を選ぶ前に知っておきたいのは、以下の3つです。
- 編み物の種類によって必要な本が変わる
- 初心者から上級者までレベル別に本が分かれている
- 作りたい作品によって選ぶ本が異なる
編み物の種類によって必要な本が変わる
編み物には、かぎ針編み・棒針編み・レース編み・アフガン編みなど、さまざまな種類があります。自分が挑戦したい編み方を決めてから、それに合った本を選ぶ必要があります。
例えば、かぎ針編みの本では、鎖編みや細編み、長編みといった基本テクニックが詳しく書かれているのが基本です。一方、棒針編みの本では、表編みや裏編み、メリヤス編みなどの技法が中心となります。
初心者から上級者までレベル別に本が分かれている
編み物の本は、読者の技術レベルによって内容が大きく異なります。自らの現在の技術レベルを正直に見極めて、無理のない本選びをすることが大切です。
初心者向けの本では、道具の選び方から基本の編み方、よくある失敗とその対処法まで、写真やイラストを使って丁寧に解説されています。また、比較的簡単に完成できる小物作品が中心です。
中級者向けの本になると、さまざまな編み模様や応用テクニックが紹介され、セーターなどの本格的な作品も含まれます。上級者向けの本では、複雑な編み図や高度なデザインが掲載され、オリジナル作品を作るためのヒントも満載です。
作りたい作品によって選ぶ本が異なる
編み物の本は、作品のジャンルによっても細かく分かれています。自らの目的や興味に合わせて、最適な本を見つけることが上達への近道となります。
例えば、マフラーやストールに特化した本、帽子やバッグなどの小物集、セーターやカーディガンといった衣類専門の本や赤ちゃん用品やペット用品など、実にさまざまです。
失敗しないで!編み物の本を選ぶ4つのポイント
ここからは、編み物の本選びで押さえておきたい4つの重要なポイントを紹介します。
- 写真やイラストが豊富で解説も丁寧か確認する
- 自らの技術レベルに合った難易度を選ぶ
- 作りたい作品が掲載されているか確認する
- サイズ展開や応用パターンが充実しているか見る
写真やイラストが豊富で解説も丁寧か確認する
編み物本を選ぶ際、もっとも重要なのが写真やイラストの充実度です。
特に初心者の方は、文章だけの説明では編み方をイメージすることが難しいでしょう。写真やイラストが豊富な本では、編み目の作り方や針の動かし方が視覚的に理解できます。
また、基本的な道具の使い方から、編み目の作り方、増し目・減らし目の方法まで、段階的に説明されているかをチェックしましょう。「この部分はどうするの?」という疑問が残らないよう、各工程で詳しい説明がある本を選ぶことをおすすめします。
自らの技術レベルに合った難易度を選ぶ
編み物の本を選ぶ際は、自らの技術レベルを正直に見極めることが大切です。
一般的に、初心者向け・中級者向け・上級者向けと、本には難易度が設定されています。技術レベルに合っていない本を選んでしまうと、挫折の原因になりかねません。
初心者の方は、基礎的な編み方から丁寧に解説している入門書から始めることをおすすめします。「かぎ針編み」「棒針編み」の基本的な編み方や、簡単な小物作りから始められる本が適しています。
作りたい作品が掲載されているか確認する
編み物本を選ぶ際は、自分が作りたい作品の掲載も必ず確認しましょう。マフラーやセーターなどの防寒具、バッグや小物類、編みぐるみなど、編み物の種類は多岐にわたります。
作りたい作品によって必要な技術や道具が異なるため、目的に合った本を選ぶことが重要です。例えば、かぎ針編みはバッグや小物作りに適していますし、棒針編みはセーターやマフラーなどの衣類作りに向いています。
サイズ展開や応用パターンが充実しているか見る
編み物本を最大限活用するためには、サイズ展開や応用パターンの充実度をチェックすることが重要です。例えば、セーターやカーディガンを編む場合、S・M・Lなど複数のサイズ展開があると便利です。
可能であれば、基本の作品をアレンジした応用パターンが掲載されているかどうかも確認しましょう。同じ編み方でも、色や模様を変えることで異なる雰囲気の作品が作れます。
このような応用例が豊富に掲載されている本は、長く使える実用的な一冊となります。
初心者におすすめの編み物の本5選
ここからは、初心者の方におすすめしたい編み物の本を厳選して紹介します。
- 『いちばんわかりやすい かぎ針編みの基礎BOOK』
- 『編みもの基礎BOOK 初級編』
- 『大人のためのはじめての棒針編み』
- 『週末編み物計画』
- 『パティさんの編み物知恵袋』
『いちばんわかりやすい かぎ針編みの基礎BOOK』
日本ヴォーグ社から出版されている書籍で、かぎ針編みの入門書として高い評価を得ています。
特徴は、基礎の「編み方」から「目の増やし方・減らし方」まで、写真とイラストを使って丁寧に解説している点です。初心者がつまづきやすいポイントには、詳しい補足説明が付いているため、独学でも安心して練習を進められます。
また、コースターやエコたわしなど、簡単な小物作品から始められる構成になっているのも魅力です。作品を編みながら自然と基本的な技術が身につくよう工夫されており、達成感を味わいながら上達できます。
『編みもの基礎BOOK 初級編』
かぎ針編み・棒針編み・アフガン編みの3種類の編み方を1冊で学べる総合的な入門書です。それぞれの編み方の特徴や必要な道具、基本的な編み目の作り方から、実際の作品作りまでを段階的に解説しています。
特筆すべきは、QRコードで動画解説にアクセスできる点です。文字や写真だけでは分かりにくい手の動きも、動画で確認しながら練習できるため、より確実に技術を習得できます。
『大人のためのはじめての棒針編み』
棒針編みに特化した入門書で、大人の初心者に向けて分かりやすく解説されています。基本の「メリヤス編み」から「ゴム編み」「模様編み」まで、段階的に技術を習得できる構成が特徴です。
また、マフラーやニット帽など、実用的な作品の作り方も収録されています。各作品には「難易度」と「所要時間」が明記されているため、自らのレベルに合わせて挑戦する作品を選べます。
『週末編み物計画』
週末の空き時間を使って編み物を楽しみたい人におすすめの一冊です。2日間で完成できる小物から、1週間かけて作るセーターまで、さまざまな難易度と所要時間の作品が収録されています。
各作品には詳細な編み図と写真付きの手順解説があり、初心者でも迷わず作品作りに取り組めます。また、糸の選び方や色の組み合わせ方などのアドバイスも充実しており、オリジナリティのある作品作りにも役立つでしょう。
『パティさんの編み物知恵袋』
長年編み物を教えてきた著者が、実際によく受ける質問や困りごとをQ&A形式でまとめた実践的な一冊です。基本的な編み方の解説はもちろん、サイズの調整方法や仕上げのコツ、メンテナンス方法まで、幅広い知識が網羅されています。
「なぜそうするのか」という理由まで丁寧に説明されているため、技術の習得だけでなく、編み物の理解も深められるのは嬉しいポイントです。また、失敗しやすいポイントとその対処法も詳しく解説されており、トラブル時の対応にも役立ちます。
本を読む際に一緒に知っておきたいのは編み図の読み方
編み物の本を読み進める上で、避けては通れないのが編み図の読み方です。一見複雑に見える編み図も、基本的なルールを押さえれば理解しやすくなります。
最初は戸惑うかもしれませんが、基本的な記号の意味を覚え、実際に編みながら少しずつ慣れていくことをおすすめします。編み図が読めるようになると、より多くの作品にチャレンジできますよ。
詳しくは、ぜひ下記ページをご覧ください!
▶︎ 【初心者さんを応援!】編み図記号の読み方を丁寧に解説します
まとめ:自分に合った編み物本を選んで楽しく始めよう
かぎ針編み・棒針編み・レース編みなど、編み方の種類によって必要な本は異なり、さらに初心者から上級者まで、レベルに応じた本が存在します。
本を選ぶ際は、以下をチェックしましょう。
- 写真やイラストが豊富で解説も丁寧か
- 自らの技術レベルに合っているか
- 作りたい作品が掲載されているか
- サイズ展開や応用パターンが充実しているか
これから編み物を始める方は、まず『いちばんわかりやすい かぎ針編みの基礎BOOK』などの入門書から始めるのがおすすめです。基礎をしっかり学んでから、徐々にレベルアップしていくことで、確実に技術を身につけられます。
大切なのは、自らのペースで楽しみながら続けること。焦らず一歩一歩着実に進んでいけば、必ず素敵な作品が作れます。ぜひ、自分に合った編み物本を見つけて、創作の喜びを味わってください。
よくある質問
編み物の初心者は何から作ればいいですか?
初心者の方には、まずコースターやミニタオルなどの四角い小物から始めることをおすすめします。
基本的な編み方だけで完成でき、短時間で達成感を得られる作品です。特にかぎ針編みの場合、鎖編みと細編みを習得するだけで作れる作品が多いのが特徴です。
編み物の初心者は何を買ったらいいですか?
初心者の方がまず用意すべきものは、太めの毛糸とかぎ針(または棒針)です。
毛糸は初心者向けの合太〜極太サイズ(4〜6番)を選びましょう。太い毛糸は編み目が見やすく、作品も早く仕上がるため、挫折を防ぐことができます。色は明るめの単色を選ぶと、編み目の形が確認しやすいです。
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2/15〜2/24 【フェア開催中!】
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