- 編み物の基本はわかったけど、何を作ればいいかわからない
- 人にプレゼントできるような作品を作りたいけど、自信がない
- 難しそうで挫折しそうで不安
編み物を始めたばかりの頃は、誰もが同じような不安を抱えるもの。
糸と針を手に取ったものの、
「これで本当に素敵な作品が作れるのかな?」と思ったことはありませんか?
でも、大丈夫です。
編み物の魅力は、一針一針積み重ねていくことで、驚くほど素敵な作品が完成すること。
そして、その作品を大切な人にプレゼントできる喜びは格別なものです。
今回は、編み物の初心者さんでも挫折せずに作れる、プレゼントにぴったりな作品とそのコツを紹介します。
読みたいところからどうぞ!
初心者が挫折せずに編み物でプレゼントを作るには?
編み物の初心者さんがプレゼントを作る際のポイントは、以下の3つです。
- 簡単にできるものを作ってみる
- 完成させて達成感を味わう
- 気に入った編み方を覚える
簡単にできるものを作ってみる
編み物の初心者さんにとって、最初の一歩を踏み出すことが何よりも大切です。
簡単な作品から始めることで、編み物の基本を身につけながら、自信をつけていく。
例えば、コースターやポットホルダーなどの小物は、短時間で完成させられる上に、基本的な編み方の練習にも最適です。
失敗を恐れず、何度も繰り返し練習することで、徐々に編み物のコツをつかんでいくでしょう。
初心者の段階では、完璧を求めすぎず、まずは編み物の楽しさを感じることを意識してください。
完成させて達成感を味わう
1つの作品を最後まで編み上げることは、初心者にとって大きな達成感をもたらします。
たとえ小さな作品であっても、自分の手で完成させた喜びは格別です。
この達成感こそが、次の作品に挑戦するモチベーションとなります。
完成した作品を身近な人にプレゼントしてみるのも良いでしょう。
気に入った編み方を覚える
基本の編み方を覚えたら、次はモチーフ編みなどに挑戦してみましょう。
花モチーフや幾何学模様など、自分の好みのデザインを見つけること。
そうすると、編み物への興味がさらに深まります。
気に入ったモチーフを組み合わせてスカーフやバッグを作るなど、徐々に作品のバリエーションを広げていくこともできますよ。
編み物の初心者さんにおすすめ!プレゼントに最適な4つの作品
編み物の初心者がプレゼントを作る際におすすめの作品は、以下の4つです。
- ブランケット
- モチーフ編みで作るアクセサリー
- 巾着・ポーチ
- マフラー・スヌード
ブランケット
ブランケットは、初心者さんでも気軽にスタートできる作品です。
以下のシンプルな編み方で大きな作品が完成するため、達成感も大きく、自信にもつながります。
- 表編みだけで作るガーター編み
- 表編みと裏編みを交互に編むメリヤス編み
また、ブランケットは実用的なギフトとしても喜ばれます。
赤ちゃんのおくるみや、ソファに掛けるひざ掛けなど、用途も幅広いです。
モチーフ編みで作るアクセサリー
モチーフ編みで作るアクセサリーの編み物も、初心者さんにおすすめのプレゼントです。
花モチーフやハート型など、かわいらしいデザインのモチーフを編んで、ブローチやヘアアクセサリーに仕上げます。
作品のサイズが小さいため、短時間で完成させられるのが大きな利点です。
また、失敗しても材料の無駄が少なく、何度でもチャレンジできます。
さらに、モチーフを組み合わせることで、ネックレスやイヤリングなど、バリエーション豊かなアクセサリーを作れます。
巾着・ポーチ
巾着やポーチは、見た目ほど難易度が高くありません。
そのため、編み物の初心者さんにおすすめのプレゼント用の作品です。
完成品は高度な技術を要するように見えるため、贈り物としての印象も良好です。
四角形や円形の編み地を作り、それを縫い合わせるだけで完成するため、編み方自体は簡単です。
さらに、携帯ケースやメガネケースなど、用途に合わせてサイズを調整できるのも魅力です。
巾着やポーチは実用的なギフトとしても喜ばれるでしょう。
マフラー・スヌード
マフラーやスヌードは、相手に気持ちが伝わりやすいギフトとしておすすめです。
首に巻くアイテムなので、贈られた人の体温で温まり、編み手の温かい気持ちが伝わります。
形をシンプルにすれば、初心者でも作りやすい作品です。
例えば、長方形のマフラーなら、基本的な編み方の繰り返しで完成します。
スヌードも、長方形の両端を縫い合わせるだけで作れます。
また、マフラーやスヌードは、季節を問わず使えるアイテムです。
編み目を変えたり、フリンジをつけたりすることで、デザインのバリエーションも広がりますよ。
編み物のプレゼントで失敗しないための注意点
編み物のプレゼントで失敗しないための注意点は、以下の4つです。
- 制作期間は多めにとっておく
- 相手の好みは理解しておく
- 贈るアイテムは相手との関係性が重要
- プレゼントを渡す際のTPOもわきまえる
制作期間は多めにとっておく
編み物の初心者さんがプレゼントを作る際は、1、2回ほど練習できるくらい時間に余裕を持つことをおすすめします。
余裕を持つことで、失敗しても作り直す時間が確保でき、より良い作品を仕上げられます。
また、焦らずに編むことで、編み目が乱れたり、サイズが歪んだりするリスクも減らせるのもポイントです。
時間に追われて作品を仕上げるのではなく、ゆとりを持って制作することで、より満足度の高いプレゼントが完成するでしょう。
相手の好みは理解しておく
編み物でプレゼントを作る際、相手の好みを事前に理解しておくことが大切です。
最低限、プレゼントを贈る相手の好きな色は知っておきましょう。
色は相手の好みに合わせて、相手の利用シーンを想定すると自然に思いつきます。
例えば、読書好きの人にはブックカバーを、料理が趣味の人にはポットホルダーを贈るなど、相手の日常生活や趣味に合わせたアイテムを選ぶと良いでしょう。
相手の好みや生活スタイルを考慮することで、単なる手作りプレゼントではなく、相手のことを思いやった心のこもったギフトになります。
贈るアイテムは相手との関係性が重要
編み物のプレゼントを贈る際は、相手との関係性もポイントです。
手間暇かけて作るアイテムを、さほど親しくない人に渡してしまうと、「重いな」と思われてしまうかも…。
贈るアイテムは、浅い関係性なら簡単なもの、親密な仲になるほど難易度の高いものと考えておくと良いでしょう。
例えば、職場の同僚にはコースターやポットホルダーなどの小物を、親しい友人や家族にはマフラーやセーターなどの大きめの作品を贈るといった具合です。
また、相手との関係性に応じて、プレゼントに込める思いの伝え方も調整しましょう。
親しい間柄であれば、作品に込めた思いを直接伝えても良いですが、そうでない場合は控えめに伝えるのが適切です。
プレゼントを渡す際のTPOもわきまえる
編み物のプレゼントを贈る際は、TPO(Time:時、Place:場所、Occasion:場合)も要チェックです。
プレゼントは、手作りが好まれるシーンとそうでないシーンがあります。
特に編み物の初心者さんだと、既製品よりクオリティが低いと捉えられがちです。
例えば、クリスマスや誕生日など、カジュアルな贈り物の機会であれば、手作りのプレゼントは温かみがあり、喜ばれやすいでしょう。
あくまでも例ですが、以下も意識できると良いですね。
シーン | 内容 |
---|---|
ビジネス・フォーマル | 既製品が適切 |
若い友人同士 | 手作りが喜ばれる |
目上の人・年配の方 | 既製品が無難 |
状況に応じて、手作りの良さを活かせるシーンを選ぶことで、編み物の初心者さんでも相手に喜ばれるプレゼントを贈ることができるでしょう。
まとめ
編み物の初心者さんでも、プレゼントに最適な作品を作ることは十分可能です。
簡単な作品から始め、完成の喜びを味わいながら、徐々に技術を向上させていくことが大切です。
ブランケット、モチーフ編みのアクセサリー、巾着・ポーチ、マフラー・スヌードなど、初心者でも挑戦しやすい作品から選んでみましょう。
編み物を通じて、自分の手で温かみのある贈り物を作る喜びを味わってください。
失敗を恐れず、一針一針丁寧に編んでいけば、きっと素敵な作品が完成するはずです。
編み物の楽しさを感じながら、大切な人への思いを込めたプレゼント作りに挑戦してみましょう。