初心者でも簡単!編みやすい毛糸の選び方4つのポイント

編み物初心者にとって、毛糸選びは重要な第一歩。

「撚り」って何?「並太」ってどれくらいの太さ?

せっかく買いに行っても、専門用語が並ぶ毛糸売り場で立ち尽くしてしまった経験が私にもあります。

結局よくわからないまま購入してしまった…なんてことも。

そこで今回は、初心者でも簡単に選べる、編みやすい毛糸の選び方を4つのポイントに絞って解説します。

素材や太さ、撚りの具合など、知っておくべきポイントをしっかり押さえて、編み物ライフをより楽しいものにしていきましょう。

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編みやすい毛糸とは?特徴を解説

まず、編みやすい毛糸の特徴は、適度な張りと柔軟性です。

編み目が均一になりやすく、初心者でも美しい仕上がりを実現できます。

また、毛羽立ちが少ないため、編み進める際に糸が絡まりにくいのも大きな利点です。

さらに、編みやすい毛糸は適度な太さを持ち、編み目も見やすいのが特徴です。

そのため、目数を数えやすく、パターンを追いやすくなります。

一般的な毛糸に比べ、編み物の作業効率が格段に向上しますよ。

初心者におすすめ!編みやすい毛糸の選び方4つのポイント

編みやすい毛糸を選ぶ際、押さえたいポイントは以下の4つです。

  • 素材を確認する
  • 太さを考える
  • 撚り(より)の具合をチェック
  • 色や風合いを吟味する

それでは、各ポイントについて詳しく見ていきましょう。

1. 素材を確認する

初心者の方には、以下の素材がおすすめです。

素材 特徴
アクリル 軽くて暖かい。伸縮性あり。洗濯簡単。アレルギーが少ない。
ウール 暖かく弾力性あり。扱いに慣れが必要。
混紡糸 ウールとアクリルの良さを兼ね備える。
コットン さらっとした肌触り。夏物や小物に適する。伸縮性が低い。

2. 太さを考える

初心者の方には、中細から並太程度の太さがおすすめです。

中細や並太の毛糸は編み目が見やすく、手に馴染みやすいため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。

この太さなら、編み目を数えるのも簡単で、パターンも追いやすくなります。

一方、極細や極太の毛糸は、初心者には扱いにくいです。

3. 撚り(より)の具合をチェック

初心者の方には、中程度から強めの撚りの毛糸がおすすめです。

編みやすく、仕上がりも美しいため、満足度の高い作品作りが期待できます。

毛糸の撚り(より)とは、繊維を撚り合わせて1本の糸にする加工のことです。

強撚の毛糸は、繊維がしっかりと撚られているため、編み目が立ち、はっきりとした模様が出やすいのが特徴です。

また、毛羽立ちが少なく、糸が絡まりにくいことから、初心者にも扱いやすいでしょう。

撚りの具合は、実際に手に取って確認するのが一番です。

もし、オンラインショップで購入する場合は、商品説明をよく読んで選びましょう。

4. 色や風合いを吟味する

まず、色選びは作品の用途や季節感を考慮しましょう。

明るい色は春夏向け、落ち着いた色は秋冬向けと、季節に合わせた選択がおすすめです。

また、複数の色を組み合わせる場合は、色相環を参考に調和のとれた配色を心がけましょう。

風合いは、実際に手に取って確認するのが理想的です。

柔らかさ、なめらかさ、ふんわり感など、触った際の印象は人それぞれ異なります。

自分の好みに合った風合いを選ぶことで、編み物の楽しさが倍増するでしょう。

迷ったら、まず単色の毛糸から始めるのがおすすめです。

編み目が見やすく、パターンも追いやすいからです。

慣れてきたら、グラデーションやマルチカラーの毛糸にチャレンジしてみるのも面白いでしょう。

hus:のオンラインショップでは、豊富な色や風合いの毛糸を取りそろえています。

好みの色や風合いを探してください。

きっと、心をくすぐる毛糸が見つかるはずです。

[hus:]おすすめ!初心者におすすめの編みやすい毛糸3選

初心者の方に最適な、hus:でおすすめの編みやすい毛糸を3つ厳選しました。

以下の毛糸は、初心者の方でも扱いやすく、美しい仕上がりが期待できる商品です。

  • 【毛糸】やわらかラム
  • 【毛糸】空気をまぜて糸にしたウールアルパカ
  • 【毛糸】チャンキーヤーン

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

【毛糸】やわらかラム

やわらかラムは、hus:のオンラインショップでも人気の毛糸です。

ラムウールとアクリルをブレンドしているため、ウールの暖かさとアクリルの扱いやすさを兼ね備えています

この毛糸の特徴は、その名の通り、驚くほどやわらかな肌触りです。

編み上がりの作品も柔らかく、マフラーやセーターなど、幅広い作品作りに適しています。

また、アクリルが入っているため、洗濯による縮みも少なく、お手入れが簡単です。

初めての編み物に挑戦する方にも、自信を持っておすすめできる商品です。

【毛糸】やわらかラム | [hus:]フース

【毛糸】空気をまぜて糸にしたウールアルパカ

空気をまぜて糸にしたウールアルパカも、hus:で人気の毛糸の1つです。

その名の通り、ウールとアルパカの繊維の間に空気を含ませることで、驚くほどの軽さと保温性を実現しています。

そのため、大きな作品を作る際も、重さを気にせず編み進められます。

また、ウールとアルパカのブレンドにより、柔らかな肌触りと美しい光沢が生まれます。

編み上がりの作品は、高級感のある仕上がりになるでしょう。

特に、セーターやカーディガンなど、暖かい冬物の作品作りに最適です。

【毛糸】空気をまぜて糸にしたウールアルパカ | [hus:]フース

【毛糸】チャンキーヤーン

チャンキーヤーンも、太さと柔らかさが特徴の、初心者にも扱いやすい毛糸です。

通常の毛糸よりもかなり太く、ボリューム感のある編み上がりが特徴です。

太い糸を使うため、編み目が大きく、初心者の方でも簡単に編み進められます。

また、編み上がりも早く、短時間で作品を完成できます。

チャンキーヤーンで作る作品は、独特の風合いと温かみがあります。

マフラーやスヌードなどの防寒具はもちろん、クッションカバーやラグなどのインテリア小物作りにもおすすめです。

【毛糸】チャンキーヤーン | [hus:]フース

毛糸の太さ別おすすめ作品

毛糸の太さによって、作れる作品や特徴が異なります。

以下の3つの太さに分けて、おすすめの作品を見ていきましょう。

  • 極太~並太:マフラーやスヌード
  • 中細~細:ソックスや小物
  • 極細:レース編みや繊細な小物

極太~並太:マフラーやスヌード

極太から並太の毛糸は、ボリューム感のある暖かい作品作りに最適です。

この太さの毛糸は、編み目が大きく見えるため、初心者の方でも編みやすいのが特徴です。

マフラーやスヌードは、この太さの毛糸を使った代表的な作品です。

編み目の大きさを活かして、ざっくりとした風合いの作品が作れます。

また、編み進みが早いため、短時間で完成させることができるのも魅力です。

帽子やミトンなどの防寒具も、この太さの毛糸で作るとボリューミーで暖かな仕上がりになります。

中細~細:ソックスや小物

中細から細の毛糸は、繊細な作品作りに適した太さです。

この太さの毛糸は、編み目が細かく、デリケートな模様を表現できるのが特徴です。

ソックスは、この太さの毛糸を使った代表的な作品です。

足にフィットする細かい編み目を作ることができ、履き心地の良い仕上がりになります。

また、手袋やアームウォーマーなどの小物作りにも適しています。

セーターやカーディガンなどの衣類も、この太さの毛糸で作ることで、きれいなシルエットを表現できますよ。

極細:レース編みや繊細な小物

極細の毛糸は、繊細で優美な作品作りに最適です。

この太さの毛糸は、細かい編み目を作ることができ、レース編みなどの繊細な作品に適しています。

レース編みのドイリーやテーブルセンターは、極細毛糸の代表的な作品です。

細かい模様や透かし編みを美しく表現できます。

また、ショールやストールなどの薄手の防寒具も、極細毛糸で作ることで、軽やかで上品な仕上がりになります。

hus:の編みもの道具/材料コーナーでは、極細毛糸を使った作品作りに必要な道具も取りそろえています。

100均の編みやすい毛糸活用法

100均(ダイソーやセリアなど)で入手できる編みやすい毛糸は、価格の面から見て編みやすい毛糸です。

この毛糸は、価格が手頃なため、初めての編み物や試作品作りにも気軽に使えます。

また、カラーバリエーションも豊富で、複数の色を組み合わせた作品作りも楽しめます。

100均の毛糸を活用する際のポイントは、作品の用途に合わせて選ぶことです。

例えば、子供向けの小物ならアクリル100%の毛糸が洗濯しやすくて便利です。

一方、大人向けの小物なら、ウール混の毛糸を選ぶと高級感のある仕上がりになりますよ。

編みやすい毛糸で作る初心者向け小物3選

初心者の方でも挑戦しやすい、編みやすい毛糸を使った小物作品を3つ紹介します。

  • シンプルなマフラー
  • かわいいコースター
  • 暖かい指なし手袋

1. シンプルなマフラー

シンプルなマフラーは、初心者が最初に挑戦するのに最適な作品です。

基本的な編み方だけで完成させることができ、編み物の基礎を学ぶのに最適。

編みやすい毛糸を探すなら、アクリルやウールの混紡糸がおすすめです。

編み始めと編み終わりには、フリンジをつけると見栄えも良くなります。

関連記事:【無料編み図】棒針編みのミニマフラー

2. かわいいコースター

かわいいコースターは、短時間で完成させられる小物です。

基本的な四角形の編み方を学べ、色々なバリエーションを楽しめます。

コットンやリネンなど、吸水性のある素材が編みやすくておすすめです。

2色の毛糸を使って縞模様を作ったり、中央に簡単な模様を入れたりしてみましょう。

関連記事:コースターの人気の編み図8選!かぎ針で簡単に編んでみよう

3. 暖かい指なし手袋

暖かい指なし手袋は、円筒状に編む技術が学べる小物です。

基本的な編み方に加え、輪編みの技術も身につけられます。

中でも、ウールやアクリルの混紡糸が暖かさと編みやすさを両立できておすすめです。

また、指なし手袋は、実用的でぜひ挑戦してみる価値ありです!

関連記事:指なし手袋の無料編み図5選【簡単に作れる編み図と解説あり】

編みやすい毛糸を使う際の3つの注意点

編みやすい毛糸を使って作品を作る際には、以下の3つの点に注意しましょう。

  • 適切な針サイズを選ぶ
  • テンション(糸の張り具合)に気をつける
  • 毛糸の特性を理解する

1. 適切な針サイズを選ぶ

毛糸の太さに合わせて編み針を選ぶことで、美しい編み目と理想的な仕上がりを実現できます。

一般的に、毛糸の太さに応じた適切な針サイズが推奨されています。

例えば、極細毛糸なら2〜3mm、中細毛糸なら3.5〜4mm、並太毛糸なら4.5〜5.5mmの編み針が適しています。

ただし、これはあくまで目安であり、個人の編み方や好みによって調整が必要です。

毛糸のラベルには推奨針サイズが記載されているので、参考にしましょう。

2. テンション(糸の張り具合)に気をつける

テンションとは、毛糸を引っ張る強さのことを指します。

適切なテンションを保つことで、美しい仕上がりの作品を作ることができます。

一定に保つコツは、毛糸を指に巻きつける回数を統一することです。

例えば、人差し指に1回巻きつけるなど、自分なりのルールを決めて守りましょう。

また、編む際の姿勢も重要です。

リラックスした状態で編むことで、自然とテンションも安定します。

編み始めは、特にテンションが不安定になりやすいので注意が必要です。

3. 毛糸の特性を理解する

素材ごとに特性が異なるため、それぞれの取り扱い方を知ることも大切です。

簡単に、代表的な3つの毛糸の特徴をまとめました。

素材 特徴
ウール 暖かい、弾力性あり、縮みやすい、手洗い推奨
アクリル 軽い、扱いやすい、洗濯強い、静電気注意
コットン 吸水性良い、夏物向き、縮みやすい、形整えて干す

毛糸の特性を理解することで、作品の仕上がりや使用感が大きく変わります。

また、毛糸の選び方だけでなく、適切な道具の選択も大事です。

次は、初心者向けの道具の選び方について解説します。

初心者向け!その他の道具の選び方

編み物を楽しむためには、適切な道具選びが欠かせません。

  • かぎ針の選び方
  • 棒針の選び方

かぎ針の選び方

初心者の方がかぎ針を選ぶ際は、毛糸の太さに合わせます。

毛糸のラベルに記載された「参考使用針」の号数を参考にするのが良いでしょう。

一般的な毛糸の太さの基準として、極細から超極太まで様々なサイズがありますが、初心者の方には6/0号(3.5mm)または7/0号(4.0mm)がおすすめです。

不慣れなら、手に馴染みやすく滑りにくい竹製やプラスチック製から始めるのが良いでしょう。

また、長時間の使用でも疲れにくいグリップ付きのかぎ針も人気です。

棒針の選び方

棒針には、玉つき棒針、玉なし棒針、輪針、4本針/5本針などがあります。

もちろん、それぞれ特徴も異なります。

初心者の方には、扱いやすい玉つき棒針がおすすめです。

価格帯は100円から1,000円程度まで様々です。

初心者の方は低価格のものから始めて、徐々に自分に合った棒針を見つけていくのがおすすめです。

まとめ:編みやすい毛糸で手編みを楽しもう

編みやすい毛糸の選び方では、素材、太さ、撚りの具合、色や風合いという4つのポイントを押さえてください。

中でも、アクリルやウールの混紡糸、中細から並太の太さ、適度な撚りの毛糸が、編み始めの方におすすめです。

編み物の楽しさは、自分の手で温かみのある作品を作り出せることにあります。

失敗を恐れず、少しずつ技術を磨いていけば、きっと素敵な作品が完成するはずです。

hus:オンラインショップでも、豊富な色や風合いの毛糸を取りそろえています。

ぜひ、自分に合った材料を見つけて、手編みの魅力的な世界を存分に楽しんでください。

よくある質問(FAQ)

Q1:初心者はどのような毛糸から始めるべき?

初心者の方には、扱いやすく編みやすい毛糸がおすすめです。

アクリル100%や、ウールとアクリルの混紡糸が適しています。

この毛糸は、手触りが柔らかく、編み目が見やすいのが特徴です。

太さは中細から並太程度のものを選びましょう。

Q2:編みやすい毛糸は洗濯に強い?

編みやすい毛糸の洗濯強度は、素材によって異なります。

アクリル100%の毛糸は比較的洗濯に強く、家庭での洗濯機使用も可能です。

一方、ウールを含む混紡糸は、縮みや毛羽立ちに注意が必要です。

一般的に、手編みの作品は手洗いがおすすめです。

Q3:かぎ針編みと棒針編み、どちらが初心者向け?

かぎ針編みと棒針編みのどちらかなら、かぎ針がおすすめです。

基本的な編み方を習得しやすく、小さな作品から挑戦できるからです。

また、かぎ針編みは、1本の針で編むため、道具が少なくて済みます。

編み目を拾いやすく、間違いを修正しやすいのもおすすめの理由です。