[hus:]スタッフの2024年編んでよかったもの!|スタッフインタビュー

こんにちは、hus編集チームの倉内です。

年齢を重ねるごとに、一年が経つのが本当に早くて、気がつけばもう12月。

つい先日まで、夏用のサマーニットを編もうとか、今年はペーパーヤーンで涼しげなバッグを編んでみたいな…とか思っていたはずなんですが…。

目まぐるしく過ぎていく毎日、記憶をたどれないこともしばしばですが、それでも今年編んだ作品たちを広げてみると、その時々の想いや季節が蘇ってきます。

今日は、2024年に編んでよかった物を、[hus:]スタッフにインタビューしてみました。

思い切って初挑戦した作品や、憧れの作家さんの編み図…さまざまな回答が寄せられましたので、ご紹介します!

 

アラン模様が大集合のブランケット

スタッフのmokoさんは、たくさんのアラン模様を詰め込んだブランケットを紹介してくださいました。

パズルのピースをはめるように、丁寧に編み込まれたアラン模様。

アラン模様は一つ一つのデザインに、様々な願いが込められていることをご存知でしょうか?

たくさんの願いが編み込まれたこのブランケット、膝に掛けると優しい気持ちになれそうですね。

「アラン模様の練習も兼ねて、大好きな模様をたくさん詰め込んだブランケットを編みました。

次はどんな模様にしようか、どんなバランスがかわいいか思いを巡らせ編み進める時間は、至福のひとときです。

使いやすい小さめサイズだけどメリノウールがとてもふっくらと暖かく、冬の夜の編み物時間の手放せないお供になっています」(moko)

写真からも、メリノウールの優しい質感が伝わってきます。

出来上がったブランケットはまるで、アラン模様のお手本帖のようです。

編んだブランケットを膝にかけながら、また素敵な作品が生み出されることでしょう。

いちファンとして、楽しみにしています。

 

何枚も欲しくなる!素肌に着られるタンクトップ

スタッフのchihiroさんは、素肌に着られるタンクトップを紹介してくれました。

編み物作品を素肌に直接着るイメージは、なかなか持ちにくいですが、優しい肌触りのスフレで編んでいるので、着心地は抜群ですね!

すその透かし模様もとっても可愛いアクセントになっていて、こんな可愛いインナーなら何枚でもほしくなります。

「スフレを触った瞬間から編みたいと思っていた、素肌に着られるタンクトップ。

もちもちとしていながらサラッと感もあり、分厚くなりすぎない。

オールシーズン使えるインナーが編めて、早速大活躍しています。

洗濯機で洗っても全く風合いが変わらないところもお気に入りポイントで、色違いで何枚も欲しいアイテムです」(chihiro)

自分で編んだ作品を日常の生活に取り入れ、着こなすことが出来ると、とっても嬉しくなりますよね。

ニット作品は、お洗濯に気を遣うイメージがありますが、お店で売っているインナーと同じように、洗濯機で洗えるのもとても嬉しいですね。

特別だけど、生活に馴染む一枚。

まさに編んで良かった一枚ですね!!

 

初挑戦の靴下は、キットを利用するのが正解!

スタッフのkozueさんは今年初めて、靴下編みに挑戦したそうです。

靴下は人によって足のサイズも違うし、編んでみたら左右で大きさがチグハグになってしまった…なんてこともよくあるので、自分で一から調べて編むのは、とてもハードルが高いですよね。

そんな時に全てお膳立てしてくれるキット商品は、とても心強い存在。

ただ靴下は一度編むと沼にハマるので、気をつけなくてはいけませんが…(笑)

「ずっと編んでみたかったけれど、ハードルが高いと感じてなかなか手を出せなかった ”靴下編み” 、今年ついにtilesで挑戦することができました!

タイルのように規則的な模様を編む時間はとても心地よく、まさに癒しのひとときでした。そして完成したウールの靴下の暖かさ…これが最高です!

実は洗い替え用に、もう一足を編み中&母へのプレゼントにレッグウォーマーも編みました。

初めての靴下編みで少し不安もありましたが、作り目や引き返し編みの部分には動画がついていたので安心して取り組めましたよ〜」(kozue)

この『tiles』のキットは、初心者さんも編みやすいように、規則的で数えやすい模様になっていたり、サイズ調整や測り方も丁寧に教えてくれる、まさに至れり尽くせりなキットです。

一つ編めると、またすぐ次が作りたくなってしまう程、編みやすいそうです!

実は私も今年、手編みの靴下の沼にハマりました。

履き心地の良さ、ウールの温かさを感じることが出来る靴下は、一足編むと何足も編みたくなってしまうんですよね。

ぜひこの靴下で寒い冬を、暖かく過ごして欲しいなと思います。

 

やみつきになる毛糸『Bisquet ビスケ』

スタッフのmeiさんは、ミトンを紹介してくれました。

ミトンは良く編むそうなのですが、ビスケを使用して編んだミトンは触り心地が格別だったようです。

実はこのビスケのファンの方、とっても多いんです。

優しい色合いは、染色をしておらず、羊の毛の色そのものを生かした仕上がりなんだそうです。

そして拠りを甘く作っているので、ふんわりとした質感になります。

meiさんは、すっかりビスケのとりこになったみたいです。

「もともとミトンを編むのが好きなんですが、ビスケで編んでみたときはなかなか衝撃を受けました。

編んでいる最中も、 ”思ったよりもちっとしっとりした風合いのある編みやすいウール糸だなあ” とは思いましたが、水通し後の柔らかさともちっと肌に触れた時の心地よさは感動でした!

編み込みで分厚さがある分ちょっとガシッとしやすいデザインのミトンなんですが、ビスケの風合いの良さには本当に驚いちゃいました。

ふんわり軽くて質感や肌触りもいい、ナチュラルカラーな毛糸ビスケ。

ぜひこれからもいろんな方に編んでみてもらいたい毛糸です。」(mei)

ビスケは、水通しをするとよく膨らんで、フェルトのような表情になります。

編んでいるときと使うときとで、二度風合いが楽しめるビスケ。

「ちょっぴり手間ではあるのですが、そんなひと手間も楽しみたい…!」そんな想いで作られただなんて、ワクワクしますね。

ビスケのふわふわもちもちの質感に包まれて、手も心もほっこりしますね。

meiさんが編んだミトンの中でも、特にお気に入りの作品になったのではないでしょうか?

 

出来上がっていく形にワクワクしながら編んだ1枚

スタッフのyuさんが紹介してくれたのは、個性がきらりと光るTaeさんのスクエアスカーフ『lisalisa』

着こなしがとてもかっこ良くて、アパレルの店員さんのようです!

使用する糸や色で、またガラリと表情が変わりそうですね。

「これまで編んだことのないような形に挑戦したいと思い、今年のはじめに編んだ、Taeさんのlisalisa。

 [hus:]ファクトリー糸のビスケ・ブラウン色を使用しました。

使用量は1本半弱で、パターン通りに編みました◎

簡単なのに凝ったデザインで、とっても可愛い!

文章パターンなので、文章で書いてある説明通りに編み進めていくのですが、

編み地が大きくなるごとにだんだんと全体像が見えてくるのがすごく楽しかったです。

さらに、完成後に水通ししたあとの毛糸のやわらかな風合いにも感動しました。

頑張って編んだ作品を洗いにかけるときの喜びも、ここ数年での発見のひとつです。

色違い・糸違いでいくつも編みたくなるlisalisa。

今年はムームで編んでみているので、また違った楽しみ方もできそうです」(yu)

こちらの写真はビスケのブラウンを使用。yuさんもまた、ビスケの虜になったようです!

かっこ良い着こなしですが、どことなく優しい雰囲気が伝わってきます。

巻いても肩にかけても結んでも良しなデザインだそうで、ぜひ違う色や毛糸でも編んで、色々と着こなしを楽しんで欲しいです。

 

あなたのベスト1は何でしたか?

みなさんの「今年編んで良かった作品」は、何でしょうか?

手編み作品が生み出す癒しの時間を、たくさん堪能できた1年になっていれば幸いです。

今年、なかなか思うように編む時間を取れなかった方も、逆に今年どっぷりと編み物にハマった方も、ご自身のペースで、これからも編み物を楽しんでいただければ嬉しいです。

[hus:]ではこれからもみなさんの「編んで良かった!」が

日々更新されていくようなお手伝いをしていきたいと思います。

 

2025年もぜひ一緒に編み物を楽しみましょう!