かぎ編み初心者でも安心!編み図の読み方

  • かぎ編みを始めてみたいけど、編み図が難しそう…
  • 編み図の記号の意味がわからない
  • どこから編み始めればいいのかわからない

かぎ編みは、一本の針と毛糸があれば始められる手軽な趣味として人気があります。しかし、せっかく可愛い作品を見つけても、編み図を前に立ち止まってしまう方が少なくありません。

そこで本記事では、かぎ編みの初心者の方でも理解できるよう、編み図の基本的な読み方から実践的な活用方法まで解説します。これからかぎ編みを始めたい方、編み図に苦手意識がある方は、ぜひ最後までご一読ください!

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かぎ編みとは

かぎ編みは、かぎ針の特徴的な形状である「かぎ爪」を使って、糸をひっかけながら編んでいくことで、さまざまな模様や立体的な作品を生み出す方法です。棒針編みと比べると、必要な道具が少なく、編み途中での中断も簡単なので、初心者の方でも気軽に始められます。

小さなコースターやアクセサリーから、マフラーやバッグまで作れる作品の幅も広く、使う糸も一般的な毛糸やコットン糸から、リネンや特殊な紐まで、幅広い素材を選べるのも魅力の1つです。

必要な道具

かぎ編みを始めるために最低限必要な道具は、かぎ針と糸、そして糸を切るためのはさみです。初心者の方には6号針がおすすめです。

また、作品を仕上げるとじ針、糸通しの役割を果たす「ニッティングスレダー」があると作業も格段に楽になりますよ。

かぎ編みの編み図とは

かぎ編みの編み図は、作品を作るための設計図のような存在です。初心者の方にとって、最初は編み図が難しく感じるかもしれませんが、基本的なルールを理解すれば、誰でも読めます!

編み図の種類

また、かぎ編みの編み図には、大きくわけて「詳細編み図」と「簡易編み図」の2種類があります。初心者の方は、まずは詳細編み図から始めることをおすすめします。

詳細編み図は、1目1目を細かく表現し、編み方を正確に示すものです。一方、簡易編み図は詳細編み図を簡略化したもので、ある程度編み物に慣れた人向けに作られています!

かぎ編みで良く用いられる編み図記号

記号の種類 意味 説明
鎖編み 基本となる編み方
細編み 一番シンプルな編み目
T 長編み 高さのある編み目
Y 中長編み 長編みと細編みの中間の高さ
× 引き抜き編み 2つの目を一度に引き抜く

かぎ編みの記号は、実際の編み目の高さや特徴を反映して設計されており、視覚的に理解しやすいように工夫されています。

関連記事:【初心者さんを応援!】編み図記号の読み方を丁寧に解説します

編み図の読み方のポイント

編み図の読み方のポイントは、以下の3つです。

  • 段数・目数の確認を覚える
  • 編み図の向きと進み方を見ておく
  • 慣れたら繰り返し記号も覚える

段数・目数の確認を覚える

編み図を読む際、まず確認すべきは段数と目数です。

段数は編み図の左側に記された数字で確認できます。1段目から順に数えていきますが、作り目を1段目として数えるケースが一般的です。

目数は横一列に並ぶ編み目の数を数えることで確認できます。特に増し目や減らし目がある場合は、各段での目数の変化に注意してください!

編み図の向きと進み方を見ておく

編み図は完成品を表側から見た図として描かれています。基本的に、奇数段は右から左へ、偶数段は左から右へと進みます。

ただし、輪編みの場合は常に右から左へと進むことになります。また、かぎ針編みでモチーフを作る場合は、中心から外側に向かって編み進めることも多くあるので慣れたらチェックしましょう。

慣れたら繰り返し記号も覚える

編み図には、同じパターンを繰り返す箇所を示す記号が使われます。一般的な繰り返し記号には、「*」(アスタリスク)や「[]」(角括弧)などがあり、その間の編み方を指定された回数だけ繰り返します。

また、段全体で同じパターンを繰り返す場合は、パターンを一度だけ示して「繰り返し」と記されることもあります!

初心者向け!かぎ編みの編み図で簡単な作品3選

かぎ編みの編み図で簡単な作品は、以下の3つです!

  • 四角いモチーフ
  • ミトン
  • コースター

四角いモチーフ

四角いモチーフは、かぎ編み初心者さんに定番の作品です。基本的な編み方である細編みや長編み、鎖編みを組み合わせて作ることができます。

特にグラニースクエアと呼ばれる伝統的な四角モチーフは、中心から外側に向かって段階的に編んでいくため、編み図の読み方の練習にも最適です!

関連記事:かぎ針で編む四角モチーフの作品10選【簡単に作れる無料編み図あり】

ミトン

ミトンは、手袋よりも編みやすく、初心者でも挑戦しやすい作品です。基本的な編み方で作れる筒状の形に、親指部分を追加するだけの比較的シンプルな構造です。

編み図では、増し目や減らし目の位置が明確に示されており、立体的な形状の作り方を学ぶ良い機会となりますよ。

関連記事:簡単なミトンの編み方/作り方|おすすめの毛糸やデザインも紹介

コースター

コースターは、小さくて編み上がりが早く、初心者が最初に挑戦するのに適した作品です。円形や四角形など、基本的な形状の編み方を学ぶことができ、編み図の読み方の基礎を身につけるのに最適です。

また、一枚のサイズが小さいため、失敗しても材料のロスが少なく、何度でも挑戦できちゃいます!

関連記事:コースターの人気の編み図8選!かぎ針で簡単に編んでみよう

まとめ

かぎ編みの編み図は、作品作りの設計図であり、段数や目数の確認、編む方向の理解、繰り返し記号の把握という3つの基本ポイントを押さえることが重要です。

初心者の方は、まずコースターや四角いモチーフなど、シンプルな作品から始めることをおすすめします。そして、少しずつ自信がついてきたら、ミトンなどの立体的な作品にチャレンジしてみましょう!