春風のように、優しく軽やかなぬくもり|Breeze ブリーゼ

こんにちは、hus編集チームの鈴木です。

最近、糸を引き揃えて編むのにハマっています。

少し太さのあるしっかりとした質感の糸に、細めの繊細な糸を組み合わせて編むのが今の気分。

異なる2種類の糸を使って編んだ作品は、1本で編んだ時とはまた違った編み地が楽しくて、どんな組み合わせで編もうかと、考えているだけでワクワクしてしまいます。

引き揃えに使う糸を選ぶ時に大切にしていることは、特徴的な糸を選んでみること。

可愛らしい色合いの糸や、キラキラした糸、ふわふわした糸など、糸の色合いや素材に変化をつけることで、個性豊かで素敵な編み地に仕上がります。

そんな素敵な編み地の魅力に、つい色々な糸の組み合わせを試してみたくなってしまうんですよね。

そんな時に目に留まったのは、ふわふわとした毛足が可愛らしいモヘヤ糸「Breeze ブリーゼ」。

どんな編み地に仕上がるのかとイメージを膨らませながら、あれこれ合わせる糸を選ぶ時間も楽しくて仕方ありません。

心地よい春風のように繊細で優しい質感の「Breeze ブリーゼ」は、編んでいる時間も、心にそっと寄り添ってくれるような優しさを感じます。

 

繊細で、暖かな編み地に仕上がるウールモヘヤ糸

「Breeze ブリーゼ」は、かぎ針1/0号~2/0号がぴったりの極細ウールモヘヤ糸。

春の便りを運んでくれるタンポポの綿毛のように、ほわほわと柔らかな毛足が特徴です。

両手でそっと包み込み込んで大切に扱いたくなるような軽やかで繊細な糸は、一目一目丁寧にゆったり優しい気持ちで編みたくなります。

繊細な糸を丁寧に編んでいると、何だか自分の気持ちを編んでいるみたい。

自分と向き合い、自分自身をもっと大切にしたいなと感じるのです。

▲左が「Breeze ブリーゼ」、右が「Airy エアリー」

近くでよく見てみると、ふわふわと繊細な毛足の糸の中心にはしっかりとした芯になる糸があります。

エアリーと比較してみると、より安定感のある芯糸で編みやすそう。

極細糸なのにしっかりとした芯のある糸は、繊細でいて編みやすいところも魅力です。

引き揃えて合わせる毛糸に、優しく柔らかな雰囲気をプラスできるのが嬉しいポイント。

家にあったお気に入りの糸たちを持ってきて、どの組み合わせにしようかと考えてみました。

この糸には、この色の「Breeze ブリーゼ」が良いかも。

この色のブリーゼには、こんな質感の糸を合わせたら素敵!

作りたい作品の雰囲気と色合い、使うシチュエーションを考えながら毛糸を並べて考える時間。

どの組み合わせが素敵かな?と、あれこれ悩むのが楽しいんですよね。

 

優しい雰囲気をプラスしてくれる「Breeze ブリーゼ」で、編み地の変化を楽しむ

▲ナチュラルで優しい雰囲気の「Bisquet ビスケ」と「Breeze ブリーゼ」を使った編み地

最初に組み合わせて編んでみた糸は「Bisquet ビスケ」。

自然の優しさを感じさせてくれるナチュラルな雰囲気を活かして、「Breeze ブリーゼ」のふんわり軽やかな印象をプラスすることで、よりナチュラルで優しい印象の編み地に仕上がります。

「Bisquet ビスケ」は、ウール素材でとっても暖かいのも特徴です。

ふんわり暖かな編み地は、肌寒い季節にぴったりのアイテムが編めそうです。

春に向けてベストを編んでみようかな。

温度調節が難しい時期にプラスできるアイテムがあるととっても嬉しいですよね。

どちらか1種類の糸で編んだ編み地とはまた違った、糸の表情の暖かさと軽やかさに、思わずときめいてしまいます。

▲シンプルで柔らかな糸「Robin ロビン」と「Breeze ブリーゼ」を使った編み地

こちらは、「Robin ロビン」と組み合わせた編み地。

先ほど組み合わせた「Bisquet ビスケ」と、また違った雰囲気の色合いがとっても素敵です。

編んだことがある糸でも、1本で編んだ時とは異なる「編み地の表情の変化」を感じさせてくれるので、楽しくてあっという間にたくさん編めてしまいます。

「Robin ロビン」はシンプルな毛糸だからこそ、「Breeze ブリーゼ」のように繊細な糸と引き揃えた時に、それぞれの良さがより引き立つのかもしれません。

自分好みの組み合わせを見つけるたび、どんな作品を編もうかな?と、ワクワクでいっぱいになってしまいます。

コーディネートの主役になるようなウエアも良いな。

定番のカーディガンや、ケープを編むのも良さそうです。

編んだ作品を想像しては、思わずうっとり。

試し編みをしながら、完成を想像するのも幸せな編み物時間ですよね。

▲くるくるとした可愛らしいループが特徴の「Merry メリー」と「Breeze ブリーゼ」を使った編み地

こちらは、「Merry メリー」と引き揃えて編んだ編み地。

ループ糸という、羊の毛のようにくるくるとした形状が特徴の糸です。

「Breeze ブリーゼ」の繊細でふわふわとした質感と、ナチュラルな色合いが相性抜群。

まだ試し編みをしただけなのに、とっても幸せな気持ちを運んでくれました。

 

この組み合わせで定番のニット帽を編むのも良いなと、イメージを膨らませるたび、編みたいものがどんどん増えてしまいます。

お気に入りのアウターとも合いそうで、寒い時期にもぴったりな暖かさ。

寒くなってくるとついついおうち時間が増えてしまうけれど、寒い季節の外出が楽しみになりそうな、暖かく可愛らしい編み地です。

まだまだ合わせたい毛糸がたくさんあって、編みたいものが尽きません。

 

そっと包み込んでくれるような、優しく繊細な暖かさを感じる糸

繊細で優しい暖かさを感じる糸は、どんな糸とも相性抜群。

引き揃えて編むことで、それぞれの糸の個性をより引きだしてくれるから、編み地の表情の変化を楽しみながら、素敵な作品が編めそうです。

人肌恋しくなりがちな寒い季節、「Breeze ブリーゼ」で編んだ作品は、そっと寄り添ってくれているような優しい肌触りで、私の心を優しく包み込んでくれているみたい。

暖かな編み地に触れながら、自分好みの作品を編んでいる時間は、優しく穏やかな春の風が吹いているよう。

そんな風を感じながら、春の準備を進めていこうかなと思います。

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