上からすぽっと被るだけであたたかいポンチョ。手軽に作ってみたいと思いませんか。
ポンチョは、かぎ針を使ってリブ編みと長編みをするだけで簡単に作れます。大型なので時間はかかるものの、初心者でも編みやすいですよ。
今回ご紹介するタートルネックのポンチョは、部屋着としてはもちろん、ちょっとしたお出かけにもサッと着られてとても便利です◎
この記事では、Jul Knittingオリジナル作品のポンチョをご紹介します。動画で編み方も詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ポンチョの材料
まずは、ポンチョを編むために必要な材料を紹介します。かぎ針で簡単に編めるため、編み物の初心者におすすめです。
材料 |
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サイズ | S~Mサイズ |
この作品で使用している毛糸はDAISOのもので、とても温かいポンチョに仕上がります。手編みのお店[hus:](フース)では、ポンチョに合う毛糸をたくさん揃えているので、ぜひチェックしてみてください。
ポンチョの編み方
それでは、タートルネックのポンチョの編み方を解説していきます。
編む量が多いため時間はかかりますが、編み方はとてもシンプル。初心者でも簡単に編める難易度です。首の部分はリブ編みで、ボディー部分は増目しながらの長編みを、ひたすらぐるぐると編んでいきましょう。
サイズを変える場合は、作り目や編む段数を増やしたり減らしたりすることで調整できますよ。
編み方1.首の部分を編む
作り目の25目を編んだら、1段目を編んでいきます。立ち上がりの1目編み、端から2目めに細編みを1目編んでください。同様に細編みを1目ずつ端まで編みましょう。これで細編みが23目できあがります。
次に、編み地をひっくり返してください。そして立ち上がりを1目編み、向こう側の目だけを拾う細編みで編みます。1段目と同様に、端まで編みきってください。全段との間に筋が見えたら、きちんと編めています。
編み地をひっくり返して、3段目を編んでいきましょう。鎖編み1目で立ち上がり、向こう側の目だけを拾う細編みを続けてください。同じ要領で51段目を編み終えるとパーツができあがります。大きめに作りたい人は、51段より目を増やして編んでもよいでしょう。
できあがったものの両端を重ねて、引き抜き編みでつなぎます。1目ずつ針をいれていきましょう。端までつなげたら糸を切ってください。これで首の部分は完成です。
編み方2.ボディーのパートを編む
前の工程で作ったネック部分を横向きにして、本体部分を編みつなげていきましょう。つないだ最初の目から、鎖編み2目で立ち上がります。
立ち上がりと同じ目に、長編みを1目編んでください。次の目には長編みを2目編みます。その次の目も同様に、長編みを2目を1つの目に編みます。これを繰り返しながら、ぐるっと1周編んでください。最後の目も同様に編んだら、立ち上がり2目めの目を割って引き抜きましょう。これで1段目が完成します。
2目で立ち上がって、2段目へ移行します。2段目は増目なしで、1目につき長編みを1目ずつ編んでください。ぐるっと1周編んでいき、最後の目を編んだら、立ち上がり2目めの目を割って引き抜きましょう。3段目も、まったく同じように編んでください。
4段目は長編み2目と長編み1目の増目をしながら、ぐるっと1周編んでください。5段目以降は、お好みの長さまで、増目なしで長編みを編みます。試着しながら編み進めていくと、お好みの長さに仕上がるのでおすすめです。
ポンチョのアレンジ
動画でご紹介しているポンチョのサイズはSからMです。LからLLサイズを編む場合は、下記をご参照ください。
- 4段目は長編みで2目を編み、次に長編み、長編み2目、長編み、これを繰り返す
- 5段目は長編みで編んで、増し目なし
- 6段目は長編み、長編み2目、長編み、長編み、長編み2目、長編み、長編み、これを繰り返す
- 7段目以降は長編みで増し目なし
首部分のサイズは、段数を変えることで調整できます。お好みに合わせて作ってみてくださいね。
記事内のポンチョは、25段を編んでから、1目ずつにタッセルをつけています。長さや装飾などでアレンジが楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
かぎ針で編めるポンチョの編み方についてご紹介しました。シンプルなデザインで、アレンジを楽しめるようにもなっています。
リブ編みと長編みだけで完成するので、初心者にも編みやすくなっています。
手編みのお店[hus:](フース)では、ポンチョにピッタリの毛糸をたくさん揃えています。そして、日常使いができるニット作品と編み方も紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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<執筆:[hus:]編集部>