毛糸の端っこが見つからないときは?ポイントや絡まったときの対処法

「毛糸の端っこがどこにあるのかわからない」という悩みは、編み物の初心者の方によく聞かれる声です。

毛糸玉は製造過程で機械によって巻かれており、糸端が見えにくい位置に隠れていることがほとんどです。また、毛糸の種類や形状によって、糸端の位置が異なることもあり、探し方にはコツが必要です。

この記事では、毛糸の形状別に糸端の見つけ方や、探す際の具体的なポイントを紹介します。また、万が一糸が絡まってしまった場合の対処法まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

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毛糸の糸端が見つからない原因とは

毛糸の糸端が見つからない主な原因は、以下の4つに分類できます。

  1. ラベルが邪魔をしている
  2. 毛糸玉を強く握りすぎている
  3. 外側から探している
  4. 作業スペースが狭い

初めて毛糸を使う方は、焦らずにまずラベルを外し、広いスペースで優しく扱うことを心がけましょう。毛糸玉の形状に合わせた適切な探し方を知ることで、スムーズに編み物を始められます。

毛糸の形別!3つの基本的な糸端の見つけ方

毛糸玉の形によって、糸端の見つけ方は少しずつ異なります。ここでは代表的な3つの形状の毛糸玉について、それぞれの糸端の見つけ方を紹介します。

  1. ドーナツ型の丸い毛糸玉
  2. 縦長の俵型の毛糸玉
  3. コーン型の毛糸玉

ドーナツ型の丸い毛糸玉

  1. ラベルを丁寧に外す
  2. 毛糸玉を裏返して中心部を確認する
  3. 中心の空洞に指を入れて糸端を探す
  4. 見つかった糸端を優しく引き出す

ドーナツ型の毛糸玉は、もっとも一般的な形状です。中心に空洞があり、そこから糸端を見つけるのが基本となります。

ラベルを外す際は、メーカーによって糸端がラベルに固定されている場合があるので、慎重に確認しましょう。中心部を探る時は、毛糸玉全体を優しく持ち、空洞に人差し指を入れて糸端を探ります。

無理に引っ張ると毛糸が絡まる原因となるので、ゆっくりと丁寧に作業することが大切です。

縦長の俵型の毛糸玉

  1. ラベルを慎重に取り外す
  2. 毛糸玉を縦向きに持つ
  3. 上部の中心に指を入れて探る
  4. 糸端を見つけたら慎重に引き出す

俵型の毛糸玉は、上部の中心から糸端を見つけるのが一般的です。この形状の特徴は、上部に糸端が出ていることが多く、メーカーによっては意図的に糸端を飛び出させている場合もあります。

毛糸玉を縦に持ち、上部の中心に指を入れて探ることで、比較的簡単に糸端を見つけることができます。ただし、この形状も無理に引っ張ると絡まりやすいので、慎重に作業を進めましょう。

コーン型の毛糸玉

  1. 外側の表面を確認する
  2. 毛糸玉を回転させながら糸端を探す
  3. 見つかった糸端を固定する
  4. 編み始める前に安定した置き方を工夫する

コーン型の毛糸玉は、他の形状と異なり、通常は外側に糸端が見えている状態です。このため、中心から探す必要がなく、比較的簡単に糸端を見つけることができます。

使う際には、キッチンペーパーのスタンドを利用したり、専用のホルダーを使用したりすることで、編み進める際の転がりを防ぐことができます。また、滑り止めマットの上に置くことも効果的です。

毛糸の糸端を見つける4つのポイント

ここでは、確実に糸端を見つけるための4つの重要なポイントを紹介します。

  1. ラベルは必ず外す
  2. 毛糸玉はふんわりと緩める
  3. 作業スペースを広く確保する
  4. 焦らず慎重に探す

ラベルは必ず外す

毛糸玉に付いているラベルは、糸端を見つける際に邪魔となります。多くの場合、糸端はラベルの下に隠れていることが多く、ラベルを付けたまま探そうとすると無駄な時間を費やすことになります。

ラベルを外す際は、ハサミを使って慎重にカットするのがおすすめです。ただし、ラベルに記載されている編み針のサイズや洗濯方法などの情報は重要なので、捨てずに保管しておきましょう。

毛糸玉からラベルを外すことで、糸端を見つけやすくなるだけでなく、毛糸を使う際の作業もスムーズになります。

毛糸玉はふんわりと緩める

毛糸玉は工場で機械巻きされているため、かなりきつく巻かれています。このままでは糸端を見つけるのが困難です。

両手で優しく毛糸玉全体をマッサージするように揉んで、少しずつ緩めていきましょう。ただし、強く引っ張ったり乱暴に扱ったりすると毛糸玉が崩れてしまう原因となるので要注意です。

適度な力加減で、毛糸玉全体がふんわりとした状態になるまで緩めることで、糸端が見つけやすくなります。

作業スペースを広く確保する

毛糸の糸端を探す際は、十分な作業スペースを確保しておくこともぐちゃぐちゃにしないためのコツです。テーブルの上や床など、平らな場所に新聞紙やタオルを敷いて作業すると良いでしょう。

狭いスペースで作業すると、毛糸玉が転がって落ちたり、他の物に引っかかったりします。作業スペースを広く取ることで、万が一毛糸玉が崩れてしまった場合でも、すぐに対処できますよ。

焦らず慎重に探す

毛糸の糸端が見つからないからといって、焦って乱暴に探すのは禁物です。まずは深呼吸をして、落ち着いた状態で探し始めましょう。

毛糸玉の表面を丁寧に観察し、糸端らしき突起や緩みがないかを確認します。見つからない場合は、毛糸玉を優しく回転させながら、別の角度から探してみてください。

初心者の方は特に、この「焦らない」という心構えが重要です!

糸端が絡まってしまったときの対処法

毛糸の糸端が絡まってしまった場合は、焦らず以下の手順で対処していきましょう。

  1. 絡まった部分全体を優しく持ち上げる
  2. どのように絡まっているのかをよく観察する
  3. 絡まりの端から少しずつ指先で丁寧にほぐす

強く引っ張ったり無理に解こうとしたりすると、かえって絡まりがひどくなってしまうので要注意です。編み針や細い棒を使うと、複雑な絡まりも解きやすくなります。

そのほか、また、100均で売っている「毛糸ほぐし」や「ニードルツール」などの道具を活用するのも効果的です。詳しくは、ぜひ下記ページもご覧ください。

▶︎ 編み物好きさん必見!毛糸が絡まる悩みを解決する5つの方法

まとめ

糸端を見つける際の重要なポイントは、必ずラベルを外すこと、毛糸玉を優しく緩めること、十分な作業スペースを確保すること、そして焦らず慎重に探すことです。この基本を守ることで、毛糸玉が崩れたり糸が絡まったりするトラブルを防ぐことができます。

万が一、糸が絡まってしまった場合でも、強引に引っ張ることは避け、指先や専用の道具を使って丁寧にほぐすことで対処できます。また、一度見つけた糸端は、クリップや輪ゴムで固定しておくと安心です。

毛糸の扱い方は、経験を重ねることで自然と上手くなっていきます。この記事で紹介した方法を実践しながら、自分に合った糸端の見つけ方を見つけていってください。

よくある質問

毛糸玉の中心から糸端を引っ張っても出てこないときはどうすればいい?

中心から糸端が出てこない場合は、まず焦らずに以下の手順で対処しましょう。

  1. いったん手を止めて、毛糸玉全体をゆっくりと観察します
  2. 毛糸玉を優しくほぐして、空気を含ませます
  3. 中心部分を指でそっと広げ、糸の流れを確認します
  4. 絡まりそうな箇所が見つかったら、その部分を慎重にほぐします

無理に引っ張ると毛糸が絡まってしまい、かえって糸端が見つけにくくなってしまいます。どうしても見つからない場合は、一度作業を中断して気分を変えてから再度挑戦することをおすすめします。

毛糸玉が崩れてしまった場合はどうすればいい?

毛糸玉が崩れてしまっても慌てる必要はありません。以下の手順で整理していきましょう。

  1. まず作業スペースを十分に確保します
  2. 崩れた毛糸を広げ、絡まりの状態を確認します
  3. 糸端を見つけたら、8の字巻きという方法で巻き直します
  4. 8の字に巻くことで、編み物中に毛糸が転がりにくくなります

巻き直す際は、強く引っ張りすぎないよう注意してください。一度に全部を巻き直そうとせず、少しずつ整理していくのがコツです。

糸端は外側と内側どちらから使うのがおすすめ?

基本的には以下の理由から、毛糸玉の内側(中心部)から糸端を引き出して使用することをおすすめします。購入時のラベルに使用方法が記載されている場合は、それに従うのがベストです。

  1. 毛糸玉が崩れにくい
  2. 編み進める際に毛糸が絡まりにくい
  3. 毛糸玉が転がりにくい
  4. 使用中の毛糸の管理がしやすい

ただし、レース糸やコーン巻きの毛糸など、紙芯に巻かれているタイプは外側から使用しましょう。

100均の毛糸でも同じ方法で糸端は見つかる?

100均の毛糸でも基本的な糸端の見つけ方は同じです。ただし、以下の点に注意が必要です。

  1. 100均の毛糸は一般的に巻き方が簡素な場合が多い
  2. 糸質や巻き方によっては絡まりやすいことがある
  3. ラベルの付け方が簡易的で、外し方に注意が必要
  4. 価格帯の高い毛糸に比べて、糸端の始末が丁寧でない場合がある

そのため、100均の毛糸を使用する際は、より慎重に糸端を探す必要があります。特に初めて使用する場合は、ラベルを外す際に糸端を見失わないよう、注意深く作業を進めることをおすすめします。

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