持つだけで気分が上向く、やさしい甘さのショルダーバッグ|ショートケーキみたいなショルダーバッグ

こんにちは、hus編集チームの鈴木です。

最近、少しだけ心に余裕を持ちたくて、コーヒーを淹れて編み物の時間をつくるようにしています。

そんな「ちょっと満たされる時間」に寄り添ってくれるものを新しく編みたいな、と感じていました。

使っていたショルダーバッグの持ち手がほつれてきたのをきっかけに、「せっかくなら、気分が上がるバッグを編んでみたい」と糸を探していたときのこと。

ころんとした立体モチーフが目に留まり、思わず手が止まりました。

そのバッグが、この 「ショートケーキみたいなショルダーバッグ」 です。

甘い名前と、繊細な模様。

その雰囲気に心をつかまれて、気づいたら色選びを始めていました。

 

ショートケーキみたいに甘くて可愛い、立体模様

このバッグの一番の魅力は、なんといっても立体的なパプコーンやフリル編み。

とくに中央のモチーフは、花のような、果実のような、つい触りたくなる可愛らしさがあります。

編み進めていくと、同じ模様が整然と並んでいって、まるでショートケーキを飾るホイップを一つずつ絞っているような気分に。

それは、ひと模様できるたびに「かわいい!」と声が漏れてしまうほど。

編み物の時間がそのまま癒しになりました。

▲肩にかけるだけで、コーデがふわっと明るく

大瀧理保子さんのデザインは、思わず「かわいい!」と声に出してしまうような、細部のこだわりが盛りだくさん。

眺めるだけでワクワクする、そんな模様がぎゅっと詰まっています。

 

内袋つきで、ショルダー部分も編みやすい

▲内袋付きで、使い勝手もばっちり

見た目の可愛さだけじゃなく、実用面がしっかりしているのもこのバッグの嬉しいポイント。

バッグの内袋も付属しているので、見た目以上にしっかり収納できて、日常使いしやすい仕立てです。

ショルダー部分も編み地でくるむような構造で、仕立てながら編めるのが特徴。

大きなとじはぎがなく、編んだらそのまま形になる、という流れで、自然と完成に近づいていきます。

少し重たいものを入れても形が崩れにくく、手編みならではの柔らかなフィット感がありますよ。

私自身、普段のお出かけはショルダーバッグひとつのスタイルが好みなんです。

だから財布、スマホ、ポーチ…… 必要なものがすっきり入って、ちょうど良いサイズ感も嬉しいところです。

 

さらりと編みやすく、模様がくっきり浮かぶ「Annie(アニー)」

▲左からテラコッタ、ネイビー

今回のバッグに使用するコットン糸「Annie(アニー)」は、[hus:]オリジナルのSTANDARD COTTONシリーズの一つ。

ほどよい撚りで糸割れしにくく、するすると針が進む気持ちよさが特徴です。

糸自体がすっきりとした質感なので、季節を問わず扱いやすく、日常づかいの小物にもぴったり。

バッグのように面積のある作品でも重たくならず、軽やかに編み進められるのがうれしいところです。

「編んでいてストレスがない」というのは、手仕事の時間を心地よくしてくれる大切な要素だなと改めて感じました。

▲必要なものをすっきり収納して、お出かけ準備OK

仕上がった編み地は肌あたりが柔らかく、ほどよくさらっとした手触りで、形がきれいに保たれるのもAnnie(アニー)の魅力。

おでかけ用のバッグとしても、普段使いの小物としても、使いやすさの土台をしっかり支えてくれる糸だと思います。

 

編み物好きの心をくすぐる、豊富で品のよいカラーバリエーション

Annie(アニー)のもうひとつの大きな魅力は、なんといっても豊富なカラーバリエーション。

どの色も強すぎず・地味すぎず絶妙なトーンで、作品の雰囲気を大きく変えてくれます。

▲左からピーチ、ライラック(在庫限り)

ショートケーキの可愛らしさをそのまま楽しみたいなら、やわらかなピンク系。

▲左からグレー、きなり、トマト

上品で落ち着いた印象に仕上げたい場合は、きなり・グレーなどのナチュラルトーンがしっくりくるかも。

▲左からピーコックブルー、リーフグリーン

「コーデの差し色にしたい!」という方には、鮮やかなカラーや深みのある色を選ぶのも素敵です。

同じデザインでも色の組み合わせでまったく違う表情になるので、色選びだけでワクワクしてしまいます。

私は何色にするか迷いに迷ってしまい、気づいたら手元に2色分の糸が……なんてことも。

完成した時の雰囲気を想像したり、普段の服装と照らし合わせたりしながら選ぶ時間も含めて、Annie(アニー)は編む前から楽しい糸だと感じました。

 

ちょっとしたお出かけにも寄り添う、相棒バッグに

▲気軽なお出かけにちょうどいいサイズ感

完成したバッグを肩にかけて鏡の前に立ったとき、「あ、これはたくさん使うバッグになるな」と感じました。

軽くて持ちやすく、立体模様がほどよく主張してくれる。

シンプルな服に合わせるだけで雰囲気がぐっと華やかになります。

休日の散歩や、買い物、夫と過ごすちょっとした外出、久しぶりに友だちと会うカフェ時間……。

どんなシーンにも自然に馴染むから、気づけば玄関で真っ先に手が伸びる相棒のような存在に。

できあがった後は、達成感とときめきが同時に押し寄せるような、手仕事ならではの喜びがじんわりと広がります。

色を選ぶ時間から、編む時間、そして使う時間まで。

「ショートケーキみたいなショルダーバッグ」は、日々の小さな外出をちょっと特別にしてくれる、そんな一品になると思います。

 

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