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上品なシルエットに、背筋がすっとのびる
気づけば所作までやわらかに
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体温調節はもちろん、コーデのアクセントにも活躍するのが、コットン素材のカーディガン。
一生大切に着たい、と思えるカーディガンを自分の手で編んでみたい。
そんな願いを叶えてくれるのが、可憐なイメージを演出する「オールドクラシックカーディガン」。
繊細に見えるのに、基礎的な編み方で完成。
艶のある肌触りのよい素材と、細かなレース編みが、さりげない特別感を演出してくれます。
1枚羽織れば品よく決まる
季節を問わず活躍し、一枚重ねるだけで気温の変化に対応できるコットン素材のカーディガン。
腕を通さず肩にふわっとかけたり、ボタンを全部閉めてプルオーバーとして着ることも。
着こなしのアレンジが豊富なので、何枚あっても重宝します。
このカーディガンは流行りにとらわれない、ずっと着られるかたち。
けれど、ここまで丁寧に作られたものはなかなか見かけません。
羽織るだけで、なんだかいつもより美しくふるまいたくなります。
普段なら一口でほおばってしまうクッキーを、あえて割って食べてみたり、リップをこまめに塗りなおしてみたり。
優しい表情をうみだす、私のラッキーアイテム
このカーディガンを着ると、ささやかな幸せがいつもより感じられる気がします。
道に迷った外国人旅行者に、なんとか言葉が通じたり。
抱っこされた赤ちゃんと目が合って、微笑んでもらったり。
まるで、私にとってのラッキーアイテムのよう。
カーディガンが話しかけやすい、穏やかな人柄を演出してくれているのかもしれません。
きちんとした印象なのに、リラックスも叶う
大切な人との集まりや、街へのお出かけにも、このカーディガンならぴったり。
つい手に取りたくなるのは、上品でありながら、気負いすぎず、自然体な着こなしができるから。
もちろん、なんてことのない瞬間にも役立ってくれます。
宅配便が届いたときなど、さっと重ねればリラックスウエアも一瞬できちんと着に。
ほかにも新幹線や車での移動時は、身体を締め付けない服装が着たくなるもの。
ゆったりしていてリラックスできるのに、きちんと感も保ってくれる、優れた一品です。
気になる部分を可愛くカバー
「腕を出すのは恥ずかしい」と感じるようになったけれど、まだまだ着たいお気に入りのワンピース。
このカーディガンで気になる部分をカバーすれば、いまの私にちょうどいいシルエットになります。
Tシャツ&デニムなど、カジュアルな服装にプラスしても、もちろんかわいい。
そして素材はコットンだから、お家で洗えてお手入れも簡単。
かんたんに清潔を保てることは、欠かせないポイントですよね。
意外と簡単、模様編みが心地よい
かぎ針で編むどこか懐かしい模様は、基本の編み方だけで完成するのもうれしいポイント。
複雑そうにみえますが、実は初心者さんでも編みやすい作品なんです。
繰り返しの模様にさえ慣れれば、すいすいと心地よいリズムで編み針が動きます。
意外と段数が少なめなので、考えているより早く完成するかもしれません。
移動中などのすきま時間に少しずつ進めていれば、いつの間にか編み終わってしまいます。
自分のペースで、とびきりの1枚を
基本の編み方で進められるとはいえ、使うのは繊細なレース糸。
「手をかけて編む」という心地よさが、詰まっている作品なのかもしれません。
世間のニュースやSNSでちょっぴり心がざわついてしまった日も、
同じパターンを繰り返し編んでいくうちに、気持ちが静かに整っていくのを感じます。
ときには、目の大きさを整えるために編み直したり。
左右のバランスを揃えるために、何度も確認したり。
とびきりの1枚に仕上げたいから、できる範囲で手をかけて。
そのぶん、そっとぬくもりが宿ります。
そんな丁寧に向き合う時間が心地よくて、また別の色でもう1枚編みたくなるかも。
こんどはボタンをパールやゴールドにして、華やかにしてみようかな・・・
アレンジを考えるのも楽しいひとときです。
控え目なツヤ感が魅力の「DARUMA レースヤーン20番」
今回のカーディガンに使用したのは、コットン100%の「DARUMA レースヤーン20番」。
厳選された綿を使用しているから、控えめな光沢がありとってもきれい。
ほのかに感じるツヤが上品で、アクセントカラーもカジュアルになりすぎないのが魅力です。
細いレース糸ですが、ハリ感があり、編み目もきれいに出るので、初心者でも扱いやすいんです。
肌触りがよいコットン糸なので、ウェアなど直接肌に触れるアイテムにぴったりな糸です。
あえて期日を決めずに、じっくり向き合う
編み物をしていると、一度はレース糸でカーディガンを編んでみたいと憧れるもの。
とびきりの一枚に仕上げるために・・・
編み時間そのものを楽しむために・・・
あえて期日はきめずに、自分のペースでゆっくり、じっくり、編んでみませんか。
きっと完成する頃には、編み物の腕もそっと育っていて。
積み重ねて編んだ日々は、あなたの誇りにもなってくれるはずです。