ちいさく揺れる草花が、日常を彩る | はらっぱのニットマルシェバッグ

こんにちは、hus編集チームの鈴木です。

トートバッグやショルダーバッグは、たくさん持っていてもかわいいものを見つけるとつい手が伸びてしまいます。

今回編むことにした「はらっぱのニットマルシェバッグ」もそのひとつ。

可憐な模様とやわらかいシルエットに思わず一目ぼれしちゃいました。

柄が小さめでさりげないので、日常使いにぴったり。

編む色によって印象が変わるのも魅力的です。

バッグは既製品を購入することが多いので、手編みするのは久しぶり。

編み終わったらどんなコーデと合わせようかな、とうきうきしながら編み始めました。

 

ほどよい大きさが嬉しい

▲見た目以上にたっぷり入る

「はらっぱのニットマルシェバッグ」は、その名前のとおり、まるで風でそよそよと揺れる草花のような模様編みが特徴の作品です。

やさしい風の吹く草原が目に浮かぶようで、自然と気持ちが落ち着きます。

バッグの入り口はぽこぽことしたスカラップになっていて、ベーシックなこの作品にかわいらしいアクセントをプラス。

さりげない模様のバッグはちょこんと日常に寄り添ってくれる存在に。

でも、しっかりとした大きさもあって、雑誌が入るくらいのゆとりがあるのが嬉しいところ。

底面にはマチがあり、ふくらみのあるポーチやお財布を入れても、かさばらず安心感があります。

内布がついているから、たくさん入れても伸びにくく、持っている手にもやさしいんです。

角ばらず丸みのあるシルエットのこの作品を見ていると、心がおだやかになってゆくのを感じます。

完成したらお気に入りの雑誌を入れて、カフェで読んでみようかな。

図書館へ行って、本をたくさん借りちゃおうかな。

編み終わる前から、このバッグと一緒にどこへ行こうか、とどんどん想像が膨らみます。

 

基本の編み方でさくさく編める

バッグ本体はメリヤス編みと簡単な模様編み、持ち手はガーター編みで編んでいきます。

棒針の基本的な編み方で編めるので、初心者の方にもとってもおすすめの作品です。

編み始めたら夢中になって、あっという間に表面を編み終わってしまいました。

スカラップ部分は折り返してすくいとじすることで立体的で丸みのあるシルエットに。

表面を編んだら、裏面は表面の作り目から拾って編んでいきます。

持ち手部分も、編み目から拾って編んでいくので、つなぐ部分が少ないのが嬉しいところ。

基本の編み方だから、さくさく編み進められて、気づくともう編み終わり!

編み終わったら、底面を三角にとじていきます。

折り返して編むスカラップと、底面のマチがこのバッグのやさしい印象を叶えてくれているんですね。

はやくこの子と一緒におでかけしたい、と完成が待ち遠しくなります。

 

ほどよい撚りで編みやすい糸「Annie(アニー)」

はらっぱのニットマルシェバッグキットで使う毛糸は、コットン100%の糸「Annie(アニー)」。

[hus:]のSTANDARD COTTONシリーズのひとつで、ほどよく撚りのかかったやわらかい手ざわりが特徴の糸です。

太さもちょうどよく、編み針にひっかかりにくくて編みやすいので、するすると編めます。

編んでいるあいだもやわらかな糸が手に触れて、やさしい気持ちになりました。

仕上がりはほどよくさらっとした手ざわりで、どの季節でもこのバッグを持ち歩きたくなります。

▲色とりどりの糸に心が弾む(※写真左下のカラー、”グレー”は本キット対象外)

淡い色から鮮やかな色まで、豊富なカラーバリエーションなのも嬉しいポイント。

いくつ編んでも飽きのこないデザインで、色によってさまざまな表情を見せてくれるこの作品にぴったりの糸です。

今回は毎日使えるようなベーシックな色、きなりの糸で編んでみました。

思ったよりも簡単に編めたので、色ちがいも編んでみたくなります。

次は何色で編もうかな。

トマトやピーコックブルーは、コーデの差し色にちょうどいいかも。

どの色も魅力的で、思わず全色揃えてみたい気持ちに。

今日のコーデには何色がいいかな、なんて考えているとうきうきしちゃいますね。

 

思わずプレゼントしたくなる、愛らしいバッグ

基本の編み方で、初心にかえって編んだこのバッグ。

編んでいる時間は短かったけれど、たっぷり愛情をかけて編みました。

さくさく編んでいると心が落ち着くので、ずっと編んでいたくて、はやく色ちがいを編みたい気持ちでいっぱいです。

自分用に編むのもいいけれど、せっかくだからたくさん編んで、お友達にプレゼントしようかな。

おそろいのバッグができあがると思うと、このマルシェバッグがより特別な存在になる気がします。

お友達と一緒にショッピングへ行くのにも、ピクニックへ行くのにもぴったり。

どんなシーンにもそっと寄り添う、そんな素敵なバッグができあがりました。

 

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