軽やかな表情で気ままなお出かけもサマになる|模様編みの2wayミニトートバッグ

こんにちは、hus編集チームの今野です。

お休みの日に散歩に出かけると、ついふらっとコンビニに立ち寄ってしまいます。次から次へと登場する目新しいスイーツに、やっぱりお財布かスマホを持ってくるんだったなと思うこともしばしば。でも、のんびりと散歩に行くのに、いつものカバンじゃ重すぎるんですよね。

この模様編みの2wayミニトートバッグを見たときに、私が求めていたのはこういうの!とワクワク。そう思うと一刻も早く手に持ちたくて、さっそく編むことにしました。

 

軽やかなパプコーン編みがかわいいトートバッグ

模様編みの2wayミニトートバッグというだけあって、バッグ本体の形はいたってシンプル。でも、全体に模様編みが占める割合が多く、豊かな表情を見せてくれるのが魅力的です。

特にポコポコと丸っこい玉が軽やかに連なるパプコーン編みの部分はとてもかわいいですよね。ちなみにパプコーン編みはポップコーン編みともいって、文字通りポップコーンのような丸みのある形が浮き出るのが特徴。

上の方が透かし編みになっているのも変化があって、おしゃれだなと思います。

こちらは着物も編み物も手がける作家さん、yukigoyaさんとのコラボ作品として、husで編み物キットになっているもの。

yukigoyaさんの手が生み出す編み物は、立体感を効果的に模様や形に活かしているところが素敵です。かわいらしさや優しさが自然とにじみ出ているところに、いつも見入ってしまいます。

この2wayミニトートバッグの模様編みもとても繊細で、トートバックのカジュアルなイメージをいい意味で裏切る感じ。なんでもない普段着の肩にかけるだけで、お出かけ風のスタイルに見せてくれるかも…という期待感も大きいです。

 

飽きずに進められて編む手がなかなか止まらない

模様編みの部分が多い分、2wayミニトートバッグを編む際は、段を重ねるごとに編み方を変えていく必要があるんですね。底に近い位置はしっかりとした細編みを続けていきますが、模様編みの部分に差しかかると、長編みや鎖編み、パプコーン編みなどいろいろな編み方を組み合わせていきます。

一見少し複雑そうなので、私も編み物を始めたばかりの頃だと、ちょっと編むのを迷ったかも…。

ただ、編み方が途中で変わっていく作品って飽きずに編めるから、意外とどんどん進められるんですよ。「今日はここまで」と思っていても、パプコーン編みのかわいい玉が次々と生まれたり、透かし編みの段ができたりするのが楽しくて、つい「もうちょっと」と手が止まらない毎日。

片面ができるともう片面も、両面ができたらつなぎ合わせたい、つなぎ合わせたら次は持ち手、というふうに先が気になって仕方なくなっちゃいます。

 

毛糸はカラーバリエーション豊富な「BASIC ベーシック」

模様編みの2wayミニトートバッグを編むのに使用するのは、コットン100%のBASIC ベーシック。硬すぎず柔らかすぎず、編み心地も触り心地もよいので、バッグ以外にも衣類や編みぐるみなど幅広い使い道がある毛糸です。

ナチュラル感のあるカラーがたくさん揃っているのもBASIC ベーシックのよいところ。2wayミニトートバッグのキットでも全8色から選べるので、私もすごく迷いました。

悩みに悩んで決めたのは、シックな印象のダークグレー。

明るい色合いの服を着たときにもキリッと引き締めてくれそうです。

▲華やかな赤いカーディガンとの相性もぴったり
▲ナチュラルなきなりで編んだものも素敵

優しいベビーピンクやミント、カモミールでも編んでみたいから、家族や友人へのプレゼントに編んでみようかな。

これだけカラーバリエーションがあると、仕上がりの雰囲気もがらりと変わるのでお揃い感はあまりないし、それぞれ好みの色も選んでもらいやすいんじゃないかなという気がします。

▲どの色も魅力的なBASIC ベーシック

 

編み物の完成は何ものにも代えがたい喜び

キットではBASIC ベーシック2本のほか、ストラップをつなぐDカンやカニカン付きストラップもセットになっています。

バッグ本体に手さげ用の持ち手を取り付けて、Dカンにストラップを装着したら、模様編みの2wayミニトートバッグもいよいよ完成です。

異素材の金具やストラップとの相性もぴったり。ぽこぽこと並んだパプコーンが可愛くて、思わず抱きしめたくなってしまいます。

楽しくてついつい夢中になって編んでしまう模様編みは、大好きな毛糸と向き合える素敵な時間。

あっという間に編みあがってしまった可愛らしいトートバッグを眺めていると、嬉しくて早く使いたいというワクワクした気持ちと、もう編み終わってしまったという何となく寂しいような気持ちになります。

仕上がったトートバッグを持って鏡の前に立ってみると、そんな寂しい気持ちなんて忘れてしまうほど可愛くて繊細な編み地にうっとり。編み物作品って素敵だなと再確認させてくれます。

編み物がすぐそばにある暮らしは、小さな幸せを丁寧に感じながら、優しい気持ちで過ごしていける素敵な暮らし。

そんな気持ちを教えてくれる編み物は、私にとってなくてはならない大切な存在になっています。

 

自由なスタイルが気ままなお出かけにピッタリ

完成した2wayミニトートバッグはこんなふうにストラップを肩にかけると、両手が空くので楽ちん。散歩や移動のときは、バッグを後ろに回しておけば歩くのに邪魔になりません。

コンビニや図書館に寄って、必要なものを取り出すときはさっと前に回せばOK。口がしっかり開くので、財布やスマホ、カードも出し入れしやすいんですよ。

買い物などをしてちょっと重みのあるものを入れたときは、ストラップから持ち手に替えると安定感よく支えられます。

腕にぶらさげたり肩にかけたり、自由気ままなスタイルが楽しめるから、2way以上に使えて便利です。

B5のノートがすっぽり収まるサイズなので、私は買い物に寄る予定がないお出かけにも持って出かけてます。アイデアが浮かんだときにさっと取り出したノートにメモしたり、スケッチしたり…。

外出時のお気に入りのおともとして、当分のあいだ活躍してくれそうです。

 

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