編むほどに喜びが満ちていく一足|KIKI Socks

こんにちは、hus編集チームの鈴木です。

ここ最近、生活のリズムが少し変わったこともあって、「心がほっとする編み物、何か始めたいな」と思う瞬間が増えました。

結婚して新しい暮らしに慣れていくなかで、ふと寂しさが顔を出すこともあったり。

遠くに引っ越した親友に会いたくなる日もあったり。

そんな時は、カフェラテと小さなお菓子を準備して、ゆっくり編み物をする時間が私の小さなご褒美です。

先日、夫と散歩中に立ち寄った雑貨店で、手づくりの温もりを感じるニット小物がいくつか並んでいるのを見かけました。

ふんわりとした編み地の靴下が目に入って、「こんなあたたかみのある靴下、自分で編めたら素敵だな」と心が動いたんです。

その気持ちを胸に帰宅してからいろいろ探していたら、偶然このKIKI Socksのキットと出会いました。

まるであの時の感情にそっと導かれたみたいで、ページを見た瞬間に胸がぽっとあたたかくなりました。

編み図を開いたら気持ちが止まらなくなって、気づけばそのまま編み針を手に取っていました。

 

よろこびが編み目に宿る、特別な“アラン模様のソックス”

KIKI Socksは、サイドに並ぶ2つ編みケーブルが、足首の上で4つ編みに合流するデザインが特徴。

ただ模様が入っているだけじゃなくて、流れるように変化するケーブルがなんとも愛らしく、見るたびに「わぁ……」と気持ちがふわっと上向くんです。

センターの格子模様は、表目と裏目だけで編めるので思っていたよりずっと取り組みやすい。

模様のリズムがつかめると、編む手がどんどん心地よく動いていきました。

▲やさしい色と模様が、足元にほっとするぬくもりをくれる

作家のwoocoknitsさんが「喜喜(KIKI)」と名づけた理由も素敵で、“よろこびが重なっていきますように”という想いが詰まっているのだとか。

その気持ちを知ってからは、編むたびに自分の中にも小さなよろこびが積みあがるような感覚があって、ひと模様編むたびに気分まで温かくなっていきました。

 

アラン模様を引き立てる、Bisquet(ビスケ)ならではの素朴な風合い

KIKI Socksに使う糸は、[hus:]オリジナルの「Bisquet(ビスケ)」。

無染色で、ウルグアイとニュージーランドのノンミュールジングウールだけを使った、羊にやさしい素材です。

このBisquet(ビスケ)で編むアラン模様は、とにかく表情がかわいい。

糸がゆるく撚られている分、編んでいる最中からふわっと空気を含んで、模様の立体感がやさしく浮かびあがります。

編み地をそっと手で包むと、じんわり伝わるあたたかさにうっとり。

「この編み時間ごと大事にしたいな……」と思わせてくれる糸です。

仕上げに軽く揉み洗いすると、さらにふっくらふんわり。

ケーブル模様がやさしく溶け合ったような表情になって、Bisquet(ビスケ)の魅力を最大限感じられる瞬間でもあります。

 

どの色を選んでも間違いない、ナチュラルで落ち着いた3色展開

▲左からブラウン、アイボリー、モカの3色

Bisquet(ビスケ)のカラーは、アイボリー・モカ・ブラウンの3色。

どれも無染色ならではの自然な色味で、アラン模様の温かみをより引き立ててくれます。

アイボリーはどんな服にも合わせやすく、清潔感のある仕上がり。

モカはやわらかくて品のある印象で、ナチュラルな雰囲気が好きな人にぴったり。

ブラウンは深みがあって、模様の陰影がとても綺麗に出る気がします。

▲どんな服装にも合わせやすい、使い勝手の良い色味

色違いで編んで並べたら、きっと目にするだけで嬉しくなるはず。

自分用にも、誰かのためにも編みたくなる、そんなラインナップです。

 

ステップごとに楽しさが積み重なる、心地よい編み時間

模様編みの靴下は難しそうに感じるかもしれませんが、KIKI Socksは構造がわかりやすく、リズムに乗るとすいすい進むタイプ。

「今日はここまで編もう」と決めていたはずなのに、模様が立ち上がるのを見るのが楽しくて、ついもう1段だけ……が続いてしまいます。

お気に入りのカフェラテをお供に、静かな時間をしばらく楽しんでいると、なんとも言えない満たされた気持ちに。

編み物って、本当に心を整えてくれるんだなとしみじみ感じました。

▲はいた瞬間にときめく、やわらかな風合い

つま先の丸みが整ったとき、かかとが形になったとき、そして最後の糸始末まで終えたときの達成感はひとしお。

「これ、自分で編んだんだ……!」という幸福感が足元から全身に沁みわたっていきます。

 

足元から喜びを届けてくれる、やさしいソックス

KIKI Socksは、ただの靴下ではなく、編む時間・毛糸のぬくもり・模様の変化……。

そのひとつひとつに「よろこび」が散りばめられた作品だと感じます。

履いた瞬間にふわっと包まれるあたたかさも、足元にさりげなく浮かぶ模様のかわいさも、きっと毎日の気分をそっと上向きにしてくれるはず。

寒い季節はもちろん、心が少し疲れた日にも寄り添ってくれるような存在です。

あなたもぜひ、喜びと楽しさがつまった一足を、自分の手で編んでみませんか?

 

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