お気に入りの一枚をいろいろな巻き方で|テディで編むリバーシブルマフラー

少し前まで秋の心地よい風を感じていたのに、吹く風はもう冬の寒さをまとっています。

風が冷たくなってくると、マフラーの季節になってきたなぁ…と感じます。

冬のつめたい空気から首もとを守ってくれる、優しく包みこんでくれるような、暖かい大きいマフラーが欲しくなるんですよね。

シンプルで、大きくて、暖かくて…

だけどやっぱり外せないのは、ときめくデザイン。

わたしのこの理想にぴったりと合う、この冬の相棒になりそうなマフラーを見つけました。

テディで編むリバーシブルマフラーです。

大きさやデザインはもちろん、ひと目見てお気に入りになりました。

編んでみたいな、と思ったいちばんの理由は「リバーシブルマフラー」という名前です。

マフラーにリバーシブルという考えがなかったので、名前をみてすごく気になりました。

どんな模様を使っているのか早く知りたい…!という、はやる気持ちを押さえ、さっそく編む用意をしていきます。

 

基本の編み方で生まれるリバーシブル

ぱっと見た時は、メリヤス編みとガーター編みのようにも見えますが、よく見るとひと手間の工夫がある編み地のマフラーです。

表面はメリヤス編みの縦ラインが入ったような、スタイリッシュなデザインになっています。

裏面はかのこ編みのような柔らかい、やさしい雰囲気のデザインです。

表編みと裏編みの基本の編み方だけで編めるので、モバ編みやちょっとした空き時間に編むのにもぴったり!

編み方もとても規則的で簡単なので、覚えてしまえば迷うことなく編み進めることができます。

少し早起きして…。

少し夜更かしして…。

いつもの生活に少しだけ自分の時間をプラスして、ゆったり楽しく編みました。

指定の棒針も9号なので、さくさくと編み進めることができます。

そして手編みのいいところは、自分の好きな長さに編めること、ですよね。

わたしは、ぐるぐるとたっぷり巻いて過ごしたいなぁ…と考えていたので、お手本より少し長く編みました。

今使うなら、首もとに一周巻いてオシャレに。

風が強い時は二つに折ってワンループ巻きに。

冬の本番はしっかり二周巻いて暖かく。

巻き方を想像しながら編むのは、とても楽しい癒しの時間になりました。

今から冬の本番が待ち遠しいです。

 

どこか懐かしさを感じる糸「テディ」(Teddy)

リバーシブルのマフラーは、「テディ」という糸が使われています。

カラーも8色あり、どこか懐かしさを感じさせてくれる、こっくりとした冬カラーがそろっています。

どのカラーもふんわりとしたあたたかい印象を与えてくれるので、深い色合いが多い冬の服装も、そっと明るい印象にしてくれそう。

年齢も性別も選ばないカラーバリエーションなので、自分のお気に入りの色を選ぶのもとても楽しいです。

「テディ」は「紡毛糸」という種類の糸なので、洗いにかけるとふんわりとやわらかくなります。

メリノウール100%なので、肌触りも抜群です。

こっくりカラーと、ふんわりとした編み地が、身も心もあたたかく包み込んでくれそうです。

そして、テディという言葉には「親しい人への愛称」という意味もあるそうです。

テディベアのように、気がつくといつもそばにいてくれるような、そんな愛おしい、大切な一枚が出来上がりました。

この冬だけではなく、今後何年も使い続けていきたいと思う、私のお気に入りです。

 

大切な人への贈り物にも…

今回わたしが編んだリバーシブルマフラーは、シンプルだけど、さりげなくひと手間が加えてあるデザインです。

編み方もシンプルで簡単なので、棒針を始めたばかりの人にもぴったり。

(棒針を始めたばかりの、わたしの娘も編めるかも…)

長さも自由に変えることができるので、いろんな長さのマフラーを編むのもいいですね。

その日の気分や、着こなしで、マフラーの長さや色を選ぶのも毎日の楽しみになりそう。

そして冬といえば、クリスマスが思い浮かびますよね。

大切な人に手編みをプレゼントするのにも、ちょうどよいデザインのマフラーだと思います。

マフラーは短く編むと引き締まった印象になり、長く編むとボリュームが出てかわいい印象にもなります。

贈りたい相手に合わせた色や長さを考えたりするのも、わくわくする幸せな時間になりそうです。

クリスマスに向けて、この冬は大切な人に編むのもいいかも。

わたしも家族に一枚、編もうかなぁ…

さっそく、色選びから楽しんできます。

 

テディで編むリバーシブルマフラーはこちら